【ヒイラギモクセイ】と【ギンモクセイ】 木犀香る昭和記念公園
昭和記念公園に行って、レッドオークとピンオークの木を観て、ナンキンハゼの白い種子を観て、そのあと「かたらいのイチョウ並木」の端っこの「いちょう橋」のところを残堀川沿いに玉川上水口の方へ歩いていたら…
木犀のいい香りが漂ってきた。と言うより、木犀の香りに包まれた😊🌿
▼木犀の白い花いっぱい!
この花/木はなぁに?
▼葉はヒイラギ(柊)と似た棘状の鋸歯だから
▼ヒイラギモクセイ(柊木犀)ですね
深呼吸してヒイラギモクセイ(柊木犀)の香りを大きく吸い込み、はぁ~😊🌿
さらに歩いて行くと…
また木犀の香りに包まれた
▼大きなヒイラギモクセイの木?
▼木犀の花が満開
▼葉を観ると…
あれ? ヒイラギモクセイと言うには棘が小さくない?
別の葉を観ると、棘が無い…
…いや、棘はあるけど僅かです。
ということは~
もしかして、これは ギンモクセイ(銀木犀)?
ヒイラギモクセイ|Wikipedia によりますと
『ヒイラギ(柊、学名: Osmanthus heterophyllus)とギンモクセイ(銀木犀、学名: Osmanthus fragrans)の交雑種といわれる』
その違いは?
「ギンモクセイ ヒイラギモクセイ 違い」で検索
⇒ギンモクセイ?ヒイラギ?ヒイラギモクセイ?どれなの?|長浜公園
ん~ おもに葉のトゲトゲの大きさが識別ポイントのようだ。トゲトゲの大きいのがヒイラギモクセイで、小さいのがギンモクセイらしい。
ところで、ヒイラギモクセイ|Wikipedia を見ていたら、
『(柊木犀、学名:Osmanthus × fortunei)』👈学名に「×」が入ってますよ! これは「交雑種」を示すの?
⇒学名の見方4.園芸・栽培種 と 交雑種の表記|野山の花たち-東北と関東甲信越の花-
ふ~ん、そうなんだ。学名の表記も奥深い💧
それと、Wikipedia で「ギンモクセイ」を検索しても
⇒モクセイ|Wikipedia に転送されてしまう。
『単に「木犀」と言う場合ではギンモクセイ(銀木犀)だけを指すことが多く、広義ではOsmanthus fragrans に属する品種(ギンモクセイ・キンモクセイ・ウスギモクセイなど)の総称である。』
ん~ ウスギモクセイは見たことないな~
こちらに昭和記念公園の木犀の場所を示すマップがありました!
⇒花と香りのモクセイさんぽ|昭和記念公園[PDF]
『ウスギモクセイ キンモクセイより香りは控えめ 花期:9~10月 花は淡い黄色。キンモクセイより早く咲く。』ということなので、来年の9月頃 ウスギモクセイを探しに行ってみましょうか😊🌿
この記事を書くために昭和記念公園の「いちょう橋」のところをGoogleマップで見ていたら、ギンモクセイのあった所に「もくせいの杜」と表示されていた。
ところが、昭和記念公園の園内マップ[PDF]を見ても「もくせいの杜」の表示は無い。
あら?と「もくせいの杜 昭和記念公園」を🔍したら…
⇒もくせいの杜|Wikipedia
『もくせいの杜(もくせいのもり)は、東京都昭島市の町名。』え!そうなの😲
⇒住居表示の実施により、「もくせいの杜」が誕生しました|昭島市(平成28年4月1日)
「もくせいの杜」という名がつくということは、もともとこの辺には木犀がいっぱいあったということなのでしょうね😊🌿
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