冬の野川公園自然観察園で【シモバシラ】【カワセミ】【コゲラ】【センダン】【ロウバイ】【ニホンズイセン】
冬の野川公園自然観察園にはなにもないから… でも、tenki.jp の1時間天気で日の出頃の最低気温をチェックして、氷点下になっていたら… シモバシラ(植物)の氷の華が見られるかもしれません❄
そして、最低気温が氷点下になった1月10日に自然観察園に行ってみたら…
▼シモバシラ できてたよ~😃
でも昨シーズンに見たシモバシラより小ぶり。-0.6℃じゃ冷え込みが足りませんかね?
もっと冷え込んだ日にまた来て見ましょうか⛄ 寒いけど😅
シモバシラの他には見るもの無さそうな自然観察園を歩いていたら…
▼あ、カワセミ!
自然観察園かがみ池の向こう岸。コンパクトデジカメでズーーームして撮っているので、いつもボケてます😅
このカワセミは 09:44に飛んできて枝にとまり、ずいぶん長い間とまってるので、もう撮影はおしまいと、近くのシモバシラを見に行き、そちらには氷華ができてなかったので戻ってくると、まだ枝にとまってた。(撮影データによると)09:53に飛び去った。9分の間ずっと同じ枝にとまって、水に飛び込むところは見られなかったから、今日は不漁だったようです💧 まぁ、そういうときもあるよね。
冬の自然観察園はあんまり見るものないけど、耳をすませば見つかるものが…
▼コゲラ
その他に、冬を感じる植物を…
▼センダンの実
▼ロウバイ
冬に公園散歩していて見かける黄色い花は、たいていソシンロウバイ(素心蝋梅)で、ロウバイは少ないです。私の散歩範囲で見つけたロウバイは自然観察園の中の1本だけ。
ロウバイとソシンロウバイの違いは、ロウバイは花芯が赤いが、ソシンロウバイは花芯まで黄色一色。花びらが同じ色の花のことを、中国では「ソシン(素心)」と呼ぶことが名前の由来となっているそうです。
▼ニホンズイセン
ニホンズイセン(日本水仙)は中国原産なんですね!
⇒ニホンズイセンとスイセン(水仙)には違いあり!… 原産地はどこ?花はなぜ冬に咲くように進化した?…|Ecolorical Notes Web
ニホンズイセンの学名は
Narcissus tazetta var. chinensis(ナルキッソス タゼッタ var. チャイネンシス)
学名に var. が付くのは「変種」
変種の基の種は…
Narcissus tazetta フサザキスイセン(房咲水仙)
chinensis は「中国の」という意味だから、学名からもニホンズイセンが中国原産であることが分ります。
でも、ニホンズイセンという名前は紛らわしいよね💧 いつごろ誰が何で「日本水仙」という名前をつけちゃったのでしょうね?
「水仙」に「日本」を付けて「日本水仙」と命名された経緯は🔍しても分りませんでしたが、ニホンズイセンについて詳しく解説しているページを見つけました。
⇒越前水仙|越前町 織田文化歴史館 こちらのページによりますと
『染色体数では、フサザキスイセンが2n=20であるのに対し、ニホンズイセンは2n=30である。… つまり、ニホンズイセンは、フサザキスイセンの3倍体であると推察されている。』
※3倍体と言えば、セイヨウタンポポも3倍体でしたね。
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