奄美大島 貝殻拾いの旅2024(2日目)モダマ自生地でモダマの鞘を見た~w(^o^)w
奄美大島 貝殻拾いの旅 2024(2日目)は、奄美大島でまだ行ったことのない海岸巡り… ヒエン浜→船越海岸→タエン浜→屋鈍海岸 と 大和村・宇検村の海岸を巡り、宇検村にあるワニグチモダマモダマを観て、さらに住用町のモダマ自生地にも行って… というプラン。
Googleマップでルートを作成・表示すると👇こうなる。
155km 走行時間 4時間10分! 大丈夫? と思うけど、今回の貝殻拾いの旅でもドライバーをしてくれるお友達が立てたプランなのだから大丈夫なのでしょう😅
途中に👇こんな「くねくね道」もあるんだよ~ と、分っていてのプランなので。
で、この「くねくね道」プランで ヒエン浜→船越海岸→タエン浜を巡ったのですが、貝殻はほとんど拾えず💧 4番目の目的地の屋鈍海岸は「行っても同じだろうから」パス💧
『宇検村焼内湾の県道沿いの希少植物「ワニグチモダマ」の群生地で景観に配慮したつる棚』by奄美新聞 は見つけられず😢
でも、最後の目的地 住用町のモダマ自生地に行って、
道路わきに見える👇この長ーーいモダマのつるの先を追ってくと…
モダマの鞘がなってた!
いっぱい!
大きい!
4年前にここに来たとき…
2020/10/28 奄美大島で世界最大の豆 モダマの「つる」を見る
…「つる」だけ見て「鞘」が実っているのを見つけられなくてガッカリ😢だったのが、
4年越しに、ついに! モダマの鞘が実ってるのを見ることができました~😃🎉
貝殻を拾えなかった残念感は吹っ飛び、この日一番テンションアップ ⤴⤴
だからもう少しモダマの鞘画像を載せときますね😊
モダマの豆が入る仕切りを数えてみると… 15個! でも豆が大きく実っていそうな膨らみは 6個ほどですね。
それと、鞘の途中にくびれがあるんですが、このくびれは何でできるの?
他の鞘にも同じようなくびれがある。
緑色のモダマの鞘が熟してくると褐色になってくる。
👇モダマの葉
※参考リンク
⇒強風が落としたもの? モダマあれこれ|奄美発☆彡 kazemaruで航海
⇒今年は大豊作? モダマ|奄美自然観察記
『何と!ざっと数えて100個以上もの実が付き始めていました』2009年
⇒モダマ(花)|奄美大島いきもの通信
モダマ観察を終えて、時刻は 13:20
4つの海岸で1~2時間ずつ貝殻拾いする予定だったけど、貝殻無かったから予定より4時間ほど早い💧
この後どうする? この時間に名瀬に帰ってもね~ まだ居酒屋やってないし~
貝殻拾えてないから、貝殻の拾える所に行く? 手広海岸とか😅
ということで、名瀬を通過して手広海岸へ!
この日走行したルートは👇こうなりました。
あ~ 貝殻拾いのブログですから(貝殻拾えてなくても)この日行った海岸の様子を載せときますね。
▼ヒエン浜
「奄美群島国立公園 特別地域」環境省の看板が立ってました。
ところで「ヒエン浜 HIENBAMA Beach」とあり
「ひえんはま」じゃなくて
「ひえんばま」なんですね😲
そして、この看板には…
「ゴミを捨てない」
「海岸をきれいに」と書かれているのですが、
大陸からの季節風で流れ着く漂着ゴミは防ぎようもなく…
漂着ゴミいっぱい💧💧💧
このカエル浮きは…
付着生物もなく、漂着浮きとしては状態のよいもので「お持ち帰りしようかな~」なんて頭をよぎりましたが、やめときました😅
大陸からのゴミの漂着エリアを抜けると👇こういう海岸が広がっているのですが
振り返ると…
💧💧💧
この漂着ゴミを減らすには、中国から東シナ海/日本海に流れ出すゴミを減らす対策が必要だけど・・・
「中国から海に流れ出るゴミを減らす」で🔍したら…
中国はプラごみを減らすためにどのような対策をしていますか?
⇒中国、使い捨てプラスチック袋を2022年までに禁止|BBCニュース
ふ~ん、中国も対策には動いているんだね。でも👆はプラスチック袋だから、漂着ゴミで一番目につくペットボトルは減らないよね。
⇒「使い捨てプラスチック」の世界ランキング公表|日本エシカル推進協議会
中国は世界最大の排出国ではあるけれど、1人当たりの排出量は日本より少ないのね。
⇒2050年の海は魚よりもごみが多くなる?今すぐできる2つのアクション|日本財団
ここに書かれている2つのアクション
・外で出たごみは家に持ち帰る、または決められた場所で処分する
・毎日の暮らしのなかでできるだけごみを出さないようにする
このような基本的なアクションを世界中の人々が実行しないと「海洋ゴミ」は減らないよね。
あ~ でも、ゴミを決められた場所に出せば収集してくれるインフラが整っていない国や地域はまだ多いよね?
そういう所では、燃えないゴミは「埋める」のでしょうね。すると、いつか大雨が降って埋めたゴミが流れ出す💧
または埋まったまま2千年ぐらいの時を経て発掘されると「貝塚」ならぬ「プラスチック塚」と呼ばれるのか?😅
▼船越海岸
こちらは先ほどとは一転、漂着ゴミがぜんぜん無い!
何にもない=貝殻もない、キレイな海岸でした。
「船越海岸」を🔍すると、この画像が出てきます。
▽對馬丸慰霊之碑
「對」は旧字体で、新字体では「対」だから、
「對馬丸」は
「対馬丸」で「つしままる」と読みます。
そして「對馬丸慰霊之碑」の
▽碑文
あ💧強風で乱れた髪が「碑文」の文字にかぶってた。
對馬丸慰霊之碑 碑文
太平洋戦争終戦の一年前、昭和十九年八月二十二日午後十時過ぎ、沖縄から学童・一般疎開者を乗せて長崎へ向かっていた「對馬丸(つしままる)」が悪石島付近で、米国潜水艦ボーフィン号によって撃沈されました。犠牲者およそ千五百人。そのうち学童七百八十人余。就学前の幼児も合わせると千人余りの幼き命が一瞬にして奪われました。当時、ここフノシ海岸や枝手久島をはじめ周辺一帯には多くの遺体が漂着しました。あまりの無残さにとても正気では埋葬できず焼酎を煽り、感覚を麻痺させながら浜に横穴を掘るなどして、村民が手厚く埋葬しました。一方、二十一名の生存者は、一週間の漂流の末 宇検村や近隣町村に漂着し、村民の必至の救出作業と手厚い介護を受け、尊い命が救われました。
戦後しばらくして、百五体の遺骨は沖縄から訪れた遺族によって故郷へと帰り、改葬されました。
このことは、長きに亘り語られてきませんでした。当時、埋葬・救助活動に当たった村民の多くは亡くなりましたが、戦争の愚かさを語り伝え、先人たちの温情とご苦労を偲び、後世へ伝えるべくこの地に碑を建立します。
犠牲者の御霊の安らかならんことを願い、恒久平和と奄美・沖縄の絆を記します。
平成二十九年三月十九日
宇検集落對馬丸慰霊之碑建立実行委員会
👆クリック/タップすると開きます。
⇒対馬丸|Wikipedia に 対馬丸事件の経過が詳しく記されてますね。
碑文の中に「ここフノシ海岸」と記されていました。
「船越海岸」は
「フノシ海岸」と読むんですね!
こちらのブログ記事でも
⇒ふのし海岸|南島新話
へ~ 船越海岸(ふのし海岸)には「マイクロアトール」という丸い小さな珊瑚礁があるんですね。
▼タエン浜
タエン浜は幅400mほどの小さな海岸で、キレイな砂浜ですが、漂着ゴミも無ければ、貝殻もありませんでした。
ところで、
「ヒエン浜」
「タエン浜」似てるんですけど、名前の由来は?
▼生勝見晴台のデイゴの花
船越海岸(ふのし海岸)からタエン浜に向かう途中の道路わきの公園ぽいスペースの木に赤い花が咲いてた!
帰ってから🔍調べたら、ここは 生勝見晴台で、
「生勝」の読みは「いけがち」
赤い花はデイゴの花で、まだ蕾
👆デイゴの木には棘がありますから、観察するときは気をつけましょうね。とか言いつつ、花を手元に寄せて撮ろうと茎をつまんだら、痛っ💥
ヒエン浜・船越海岸・タエン浜… どこも貝殻拾えなかったので、この日の〆に行った
▼手広海岸は…
安定して貝殻拾えますが、昨日私たちが拾っているから、拾った貝殻は少なめ💧
昨日と同じような貝殻拾ってますから、ブログに載せるための写真を撮る意欲も無く💧
貝殻拾いブログなのに、貝殻の画像は無しです😅
あ~ 1つだけ載せておくべき貝殻を拾ってました!
▼ヒクナワメグルマ(クルマガイ科)
👆この縄目模様がイイですね😊
ヒクナワメグルマの大きさは10mmほど。小さい🙂
※ヒクナワメグルマは2023年にも手広海岸で拾ってました。
「ヒクナワメグルマ」で検索すると…約 141 件👈去年より検索件数が減ってる?レアものです😃
※関連記事
2013/01/03 藻玉(もだま)…世界最大の豆
2020/10/28 奄美大島で世界最大の豆 モダマの「つる」を見る 👈この記事を書いていて
教科書で教えない偉人「笹森儀助」を知る。
« 奄美大島 貝殻拾いの旅2024(1日目)土盛海岸・手広海岸 | トップページ | 奄美大島 貝殻拾いの旅2024(3日目)あやまる岬・明神崎・土盛海岸 »
「貝殻拾い」カテゴリの記事
- サカマキガイ(逆巻貝)は左巻き(2024.09.06)
- 2か月ぶりのビーチコーミングに三戸浜へ…逸品は【ヒメヤカタガイ】(2024.09.05)
- タカラガイ・ストラップの作り方(2024年 B5版)(2024.07.25)
- 三崎臨海実験所「海のショーケース」一般公開で【ネコザメ】の歯と【シノノメサカタザメ】の顔?(2024.05.11)
- トンボロを歩いて江の島へ上陸してきました~!(2024.05.10)
コメント
« 奄美大島 貝殻拾いの旅2024(1日目)土盛海岸・手広海岸 | トップページ | 奄美大島 貝殻拾いの旅2024(3日目)あやまる岬・明神崎・土盛海岸 »
奄美大島に世界最大の豆 モダマというものがあるのですね。知りませんでした。
豆の鞘もすごいのですが、ツタも面白そうですね。
沖縄にホウオウボクという街路樹があり、季節もありますが豆の鞘がたくさんぶら下がります。
自分(沖縄県外出身)は、木から豆の鞘がぶら下がっているのが不思議です。
那覇の対馬丸記念館横にも確かホウオウボクがあるので、来沖された際は木を付けて見てください。(季節もありますが)
https://www.dee-okinawa.com/topics/2011/09/delonix.html
投稿: シンケン | 2024年3月11日 (月) 17時22分
シンケンさん
ホウオウボクのご紹介ありがとうございます。
実は私、2018年に沖縄に貝殻拾いに行ってまして、そのときホウオウボクを見つけて喜んでました😃
ブログにも載せてます👉 https://owlswoods.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-d265.html#hououboku
ご紹介された『ホウオウボクの豆を食べてみたい』の記事、面白かったです🤣
そのうちまた沖縄に貝殻拾いに行きたいな~と思ってますので、その時はホウオウボクの実もプランに入れよ(季節が合えば)😊
投稿: あうるの森 | 2024年3月11日 (月) 19時31分