タカラガイ・ストラップの作り方(2024年 B5版)
赤羽文化センター夏休み子ども講座で、7月27日(土)
『海辺の教室~貝殻の標本とストラップづくり&生物多様性の話~』の講師をするので
タカラガイ・ストラップを作るときに「これを見て作って下さい」と配る「作り方」は… これでした。
⇒タカラガイ・ストラップの作り方(2021年版)
この「作り方」で、ほぼ他に何も説明しなくても子供たちがタカラガイ・ストラップを作ることができるのですが、24人ぐらいの講座/ワークショップになると たいてい何人か「あの~ 結び目が入りません💧」となる。
その原因の一つはタカラガイの殻口に砂粒が詰まっている場合で、
事前に殻口に詰まっている砂粒は取り除いているんですが、取りこぼしがある😅
これは「くじり目打ち」を使って取り除けばよいので…
…忘れずに持って行きましょう!
殻口に結び目が入らないもう一つの原因が、結び目が固くて狭い殻口に入らないこと。
タカラガイの殻口の幅は…
前方(画像の下側)が広く(こっち側から触角を出します)
後方(画像の上側)が狭い
だから、広い方から結び目を押し込み、狭い方へ引っ張ると抜けなくなる✌
でも、小さなタカラガイ(チャイロキヌタ、メダカラ)は殻口が狭いので、結び目を固く結んでしまうと殻口から押し込めなくなることがある。爪楊枝を使って押し込もうとしても、爪楊枝が折れてしまったり💧 そういう場合はくじり目打ちで押し込むのですが😅 24人の教室の中で、あちこちで「入りませ~ん💧」が発生すると、その対応に追われることになる💦
そこで、今回は「作り方」に次の一文を追加しました。
『結び目はゆるめに
固く結んでしまうと、結び目を殻口に押し込むとき、殻口が狭くて押し込めないことがあります。ゆるめに結んでおけば、結び目が殻口の幅に合わせて変形し、入れやすい。ゆるく結んでおいても、結び目を殻口の狭い方へ引っ張ったときに固く締まります。』
👆クリックするとPDFが開きます。
これまでA4版だったのを今回はB5版にしました。(余白が少なくなっただけで、画像や文字の大きさはそのままです。)
これをB5用紙に両面印刷して持って行きます。
これで「これを見て作って下さい」だけで皆がHELP無しで作ることできるかな?😊
※これまでのタカラガイ・ストラップの作り方の記事
2014/07/25 貝殻(タカラガイ)ストラップの作り方👈貝殻に穴を開けない方法を思いつく💡 カニカンを使用
2015/08/15 タカラガイ貝殻ストラップの作り方(2015改良バージョン)👈丸カンを使用(ちょっとコストダウン)
2021/08/20 タカラガイ・ストラップの作り方(2021年版)👈ウッドビーズに麻ひもを通すのが難しかったので、折り曲げたワイヤーを使うように改良✌
👆なんと、10年に渡るカイゼンの歩みでした😃
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