【クロウニ】【ムラサキウニ】【タワシウニ】晩秋のビーチコーミング@三戸浜
ビーチコーミングに行って私が拾いたいものは、貝殻とウニ殻。
最近は貝殻あんまり無いね~💧な状況ですが、ウニ殻もあんまり拾えません😢
晩秋のビーチコーミングに三戸浜へ行って拾えたウニ殻は…
ちびウニばかり、たった6個😅
左:クロウニ、中(4つ):ムラサキウニ、右:タワシウニ
そういえば、以前はあんなにいっぱい拾えたバフンウニが、最近はぜんぜん拾えない😢 と悲しんでいてもはじまらないので、今回拾ったウニ殻を観察しましょう。
今回注目のウニ殻は、先日の記事で誤ってムラサキウニと書いてしまった💧
▼クロウニ(クロウニ科)です。
👆頂上系が残っています😊
👇周口膜も残っていました✌
でも、アリストテレスの提灯は脱落していました。残念💧
クロウニは「あうるの森」初登場🎉と思っていたのですが、今年(奄美大島・手広海岸で)拾ってた😅
クロウニの殻もある程度の大きさになればムラサキウニとの違いは明らかなんですが、
ちびウニ状態だとパッと見、色の違いぐらいしか分からない。だから、ムラサキウニの白いの?と思ってしまったり💧
しかも「クロウニ」なのに殻は白いんですよ!
「クロウニ」で画像🔍すると、棘が黒いから「クロウニ」なんでしょうね。ムラサキウニの棘も黒いけど💧
「ウニハンドブック」の「クロウニ」には…
『黒い体色や歪んだ殻、他のウニの巣穴にすみ込む点など、生態・形態共にムラサキウニと収斂を遂げている。』と記されています。
だから私がクロウニとムラサキウニを混同したのもむべなるかな😅
では、どこでクロウニとムラサキウニを識別する?
その一つの識別ポイントが「孔対」です。
孔対はウニ殻ランプすると、とても良く観察することができます😊
まずは、
▼ムラサキウニのウニ殻ランプ~
ん~ ムラサキウニをウニ殻ランプすると、紫色が映えますね~
しかも「棘疣」の周りは薄っすら緑だ!
あ、色じゃなくて「孔対」の観察でしたね。
ムラサキウニの『孔対は弧状に6-8個ずつ配列』します。
👆こちらの、ちびムラサキウニの孔対は6個ずつ(5個のところもある)ですが、
👇以前拾った 8cm大のムラサキウニの孔対は…
…8個ずつでした。
あ、上の方にいくと、7個、6個、5個と減っていく!
もしかして、孔対の数は歩帯板の成長と共に増えるの?
おっと、本題のクロウニに戻りまして、
▼クロウニのウニ殻ランプ~
👆クロウニの孔対は(ちびウニのときは)3個ずつ配列してました。
ついでに、
▼タワシウニのウニ殻ランプ~
はぁ~🍵 ウニ殻ランプ撮影📷は、いつも一仕事終えた~💦って感じ😊
では最後に、ちびウニのウニ殻ランプじゃない画像を観賞しておしまい🫥
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