【ハマヒルガオ】の群生~初夏の海浜植物@三戸浜(三浦半島)
5月8日に初夏の貝殻拾い@黒崎の鼻~三戸浜に行ったとき、三戸浜でハマヒルガオの群生が満開(って言うのか?)でした😃
ハマヒルガオ|Wikipedia には『典型的な海浜植物』とありまして、まぁ砂浜の海岸に行けば普通に見られるものですが、こんなに広範囲にいっぱい咲いてると、ちょっと感動😃
『同属(ヒルガオ属)の他種がつる植物であるのに対して、匍匐性植物となっている。』
匍匐性植物とは『茎やツルが地面を這うように伸びる植物。グランドカバーとして利用されることが多く、地面を覆うことで雑草の抑制や土の流出防止、庭の美観向上に役立ちます。』ということはですよ、ハマヒルガオは砂浜の砂の流出防止に役立っているのでしょうか? Wikipediaの「人との関係」には『実用的な利害はない。』と記されますけど💧
「ハマヒルガオ 砂浜の砂の流出防止」で🔍すると『ハマヒルガオは、砂浜の砂の流出を防ぐのに役立つ植物です。
ハマヒルガオは砂浜の侵食を防ぎ、生態系を維持する上で重要な役割を果たしています。』だよね😊🌿
ハマヒルガオの花
ハマヒルガオの蕾は傘を閉じたような形
傘を閉じたような蕾が開いてくると…
5枚の花弁が折り畳まれているんですね。
ハマヒルガオは5枚の花弁がくっついた合弁花なんですね。
ところで、花弁の先端にいる小さな赤いの…何❓
他の花を覗いて見たら…
何か小っちゃいのがいっぱいいますよ~‼
ハエとダニのようです。
「初夏に現れる赤い小さなダニ」で🔍すると…「カベアナタカラダニ」のようです。
なぜハエとカベアナタカラダニがハマヒルガオの花の中にいたかというと~
ハエは花の蜜や花粉を求めてやってきたのでしょうね。ハエは重要な花粉媒介者です。
また、カベアナタカラダニの主食は花粉です。
こちらの記事に👉春に大量発生!赤い小さな虫の正体とは?カベアナタカラダニの生態と対処法|note
『結論から言うと、人間には害はありません。カベアナタカラダニは人に嚙みついたりする生物ではなく、主な食べ物は花粉です。なので、どちらかというと現代では益虫に分類されてもおかしくはありません。』ん😃
そして👆こちらの記事の「まとめ」に出てくるカベアナタカラダニくんのイラストがカワイイ😊
『見た目のインパクトから嫌われがちですが、ほとんど害はなく、自然のサイクルの一部として存在しているカベアナタカラダニ』👈ここ、重要だと思います。
こちらにも「ダニ愛」に溢れた記事がありました👉やっぱりダニが好き!第11話『春告ダニ』|科学バー
…ということで、ハマヒルガオが群生していることで、これらの生き物が集り、ハマヒルガオは生態系を維持する上で重要な役割を果たしているようです🌿
※関連記事
2022/06/07 海浜植物【ハマボウフウ】と【ハマヒルガオ】の実 @三戸浜
👆5月に花いっぱい!だったのが、6月には実がいっぱい!になるんですね。
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