蓼食う虫も好きずき【モンシロナガカメムシ】【ホソハリカメムシ】【セマダラコガネ】@野川公園
野川公園で【タケニグサ】の花に【クマバチ】ブンブンしていたすぐそばに、タデ(蓼)が群生していて、そこに私がこれまでに見たことのない昆虫が色々いた~😃
(以下、昆虫の名前はGoogleレンズで🔍した結果です。確認のため和名は画像検索結果へリンクしてます🐞)
▼モンシロナガカメムシ(紋白長亀虫)ナガカメムシ科
名前の通り、白い紋があって、体が長いですね。
👉モンシロナガカメムシ|虫ナビ によりますと
『同属の仲間とは、本種の小楯板がすべて黒色であることと、触角の第4節の基部が黄白色であることなどで区別できる。』とのことで…(復習🔍)
・小楯板(しょうじゅんばん)とは、昆虫の胸部にある構造で、特に甲虫やカメムシなどの翅(はね)の基部に見られる小さな三角形の板
・触角の第4節👈どっちから数えるの?
『触角の基部から先端に向かって数えるのが一般的です』やっぱり、そうか😅
そして「触角の第4節の基部が黄白色」ですね。
「モンシロナガカメムシ」と同定できました😊
▼ホソハリカメムシ(細針亀虫)ヘリカメムシ科
👉ホソハリカメムシ|虫ナビ によりますと
『更にハリカメムシもいるが、この種は本種より幅広く、色が濃いとされている。』
で、ハリカメムシ ってどんなの?
👉ハリカメムシ|昆虫エクスプローラ
なるほど、ハリカメムシはホソハリカメムシより幅が広いね。そして色も濃い。
私が見たのは「ホソハリカメムシ」で間違いなそうです。
ところで、
ハリカメムシ(針亀虫)、
ホソハリカメムシ(細針亀虫)の「針」は『胸部左右が鋭く尖る』からなのでしょうね。
▼セマダラコガネ(背斑黄金)コガネムシ科
👉セマダラコガネ|Wikipedia によりますと
『小型のコガネムシ科の昆虫の1種。日本各地でごく普通種』へ~ 初めて見た。って、私が昆虫をまじまじ観察するようになったのは最近になってからですけど😅
『琉球列島以外の日本全土に分布し、日本固有種』へ~日本固有種なんですね。
『成虫も幼虫も植食性で農業害虫』あらら💧
『北アメリカに移入してオリエンタルビートルと呼ばれ、芝生の害虫として知られる。』
あ~! 農業害虫でも私の様な一般人が知らないのは、ふだん見かけないからですね。それに対し、広いお庭に緑の芝生が一般的?な北アメリカでは「芝生の害虫」としてよく見かけることがあるのかな?😅
👉セマダラコガネ|虫ナビ の画像を見ますと
『♂では触角の片状部が発達し、展開すると特徴的』あら、面白い触角。
ということは、私が見たのは触角がないから、♀なんですね。
これら3種の虫をタデ(蓼)の群生で見つけて「蓼食う虫も好きずき」だね~😃と思ったのですが…
Googleレンズで🔍したら…「イヌタデ」だって💧
👉イヌタデ|Wikipedia
『和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられた。
赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカノマンマともよばれる。』
👉ヤナギタデ|Wikipedia
『数多くあるタデの中で、全草に辛味があるのは本種だけである
「蓼食う虫も好きずき」という諺の語源である本種は、辛味のある葉が薬味として利用される。』
そうだったんだ~😅
イヌタデ|Wikipedia を最初読んだとき気づかなかったのですが『別名アカノマンマ』と記されてますね!
「アカマンマ」じゃなくて
「アカノマンマ」?
私が聞いたことあるのは「アカマンマ」
これ『赤い小さな花や果実を赤飯に見立て』た幼児語で「ご飯」は「まんま」だから、
赤飯 ⇒「赤まんま」と普通なるよね? 間に「の」を入れて
赤飯 ⇒「赤のまんま」ってなる?
あるとき誰かが「アカノマンマ」と書き間違い、それを引用…コピペ…で広まったとかいうことない?
俳句では「赤まんま」が季語なので、誰かがイヌタデを詠んだとき字足らずで「の」を入れた💧とか? 👈どう、この推理😅
それを検証する出典探しは大変なので、使用頻度🔍してみた
「イヌタデ アカマンマ」…約3,780件
「イヌタデ アカノマンマ」…約1,080件
👆
ほら、「アカマンマ」3倍😃
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2024/08/17 【ホソヘリカメムシ】…アリに擬態、共生細菌で薬剤耐性、競争者とニッチ分割…すっごく面白い昆虫だ~‼
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