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2026年1月 9日 (金)

【カミスジダカラ:髪筋宝】貝殻鑑賞

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貝友さんから頂いた逸品の貝殻を鑑賞するシリーズ

カミスジダカラタカラガイ科
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カミスジダカラはチャイロキヌタに似ていますが、殻表に「髪筋」のように細いジグザクの線があります。
で、この「髪筋」模様を撮るのが難しい!
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👆「髪筋」が比較的よく撮れた~とは思うんですが、
どうしてもハイライトが入る。
ハイライトで光っている部分は「髪筋」が見えにくい💧
だからハイライトを無くそうとあれこれ試すんですが~
👇ハイライトは減ったが、暗くなる💧
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ん~「タカラガイ・ブック」ではハイライトはどうしているんだろう? と、見てみたら… ハイライト入ってた😅
ツルピカ✨タカラガイの写真を撮ったらハイライトが入るのは必然なのか💡
では、ハイライトで「髪筋」が見えにくいのは気にせず、
カミスジダカラの「髪筋」を観賞しましょう😊

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あ~💧 実物の10倍ほどに拡大された画像だと、
「髪筋」の他に「綿くず」も写ってる!
コットンを敷いたケースに入れていたから
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コットンの繊維がくっついていたんですね。
撮影する前に貝殻を拭き拭きフーフー(息を吹きかけてを吹き飛ばす)しておく必要があったのか!
(貝殻撮影のとき、殻口に砂が詰まっっていたらホジホジしてますが、埃まで気づきませんよね~😅)
気を取り直して、撮影し直したら…
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今度は埃の付着も無く「髪筋」がキレイに撮れました😃
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前後からも撮ってみる
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そして、タカラガイ画像のフォーマルな向きで…
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殻口側も…
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あ~👆 殻口の中に「髪筋」が見えてる!
タカラガイは巻貝なので、殻口の中には一周前の殻表が見えるんですね 👈今日の発見😃

カミスジダカラはチャイロキヌタと比べると、全体的に薄ぼんやりした色をしています。
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いただいた2個の内、左側のは確実に「カミスジダカラ」ですが、右側のはチャイロキヌタの様に中帯が濃く、よ~く見ると…
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「髪筋」があります。でも、典型的なカミスジダカラと比べると髪筋が少ない💧
こういう個体をビーチコーマー界隈では「チャミスジ」と呼ぶようです。

カミスジダカラとチャイロキヌタはよく似ており、その中間的な「チャミスジ」もいるので「亜種」との説もあるようですが、どっちがどっちの亜種?

カミスジダカラの学名:Palmadusta clandestina (Linnaeus, 1767) 
チャイロキヌタの学名:Palmadusta artuffeli (Jousseaume, 1876) 

別の種だから、どちらがどちらの亜種ということはないですね。

「カミスジダカラ 学名」で🔍したら…
『カミスジダカラの学名は Palmadusta clandestina (Linnaeus, 1767) で、亜種によって
Palmadusta clandestina moniliaris(チャイロカミスジダカラなど)や
Palmadusta clandestina candida(シロカミスジダカラ)などの種類があります。』
へ~ カミスジダカラには亜種があるんだ。
ところで、学名が二名法(属名+種小名)じゃなくて、3つ並んでるんですけど、これ何?👉三名法
Palmadusta clandestina (Linnaeus, 1767): 種の基本的な学名。
Palmadusta clandestina moniliaris (Lamarck, 1810): 日本で見られることが多い亜種で、チャイロキヌタと同種とされることも。
Palmadusta clandestina candida (Pease, 1865): シロカミスジダカラとも呼ばれる亜種で、全体的に白っぽいのが特徴。 』
じゃぁ、Palmadusta clandestina moniliaris (Lamarck, 1810) が「チャミスジ」?
それぞれの学名で画像のあるページを🔍してみましょう。

カミスジダカラ
 Palmadusta clandestina (Linnaeus, 1767) および
 Palmadusta clandestina clandestina (Linnaeus, 1767) 
雉猫の宝『カミスジダカラは遺伝子研究により3種に分類が分けられた。原種である本種は背が白褐色。歯は短い。』
WoRMS(World Register of Marine Species)
GBIF(Global Biodiversity Information Facility)

チャイロカミスジダカラ
 Palmadusta clandestina moniliaris (Lamarck, 1810) 
雉猫の宝『前後端に茶斑が発達したいわゆる「チャミスジダカラ」。』
美貝

シロカミスジダカラ
 Palmadusta clandestina candida (Pease, 1865)
雉猫の宝『カミスジダカラの豪州~ポリネシア亜種』
美貝

アフリカカミスジダカラ
 Palmadusta clandestina passerina (Melvill, 1888)
雉猫の宝
美貝
WoRMS

カミスジダカラの亜種を🔍したら、雉猫の宝が 4亜種を画像と「ひとこと」説明ともに掲載していたので、亜種の微妙な違いを比べて見るにはお薦めです。
4亜種あっても、シロカミスジ(オーストラリア~ポリネシア)と アフリカカミズジダカラ は日本では拾えないでしょうから、カミスジダカラ か チャイロカミスジダカラ かを検討すれば(悩めば)いいんですね😅
そして、チャイロカミスジダカラ(Palmadusta clandestina moniliaris)が「チャミスジ」のようです。

雉猫の宝(Palmadusta clandestina moniliarisには
『チャイロキヌタとは同種という説が有力。カミスジのほうが熱帯系?のようで、日本の本土ではチャイロのほうが圧倒的に数は多いと思われる。』と記されていました。
あ!そうだ、Yahoo!で検索件数の比較をしてみましょう。
チャイロキヌタ…約2,270件
カミスジダカラ…約933件👈千件未満のレアものです!😃

カミスジダカラは日本ではレアものなんですが、ワールドワイドでは普通種のようです。
タカラガイ・ブックの分布域を見ますと…
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チャイロキヌタは日本近海にしかいません。
GBIF で「座標ありのレコード」分布を見ても同様です。
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近年、三浦半島ではタカラガイの打ち上げが少なくなって、打ち上がってるのは メダカラ と チャイロキヌタ ばっかり💧
でも、チャイロキヌタは「ワールドワイドではレアもの」と思えば少しは拾いがいがあるかな😅



亜種の学名は「三名法」で表記する
「亜種 学名 記し方」で🔍したら…
『亜種の学名は「属名+種小名+亜種名」の三名法で表記し、基本亜種(基亜種)は種小名を繰り返します。植物では種小名の後に「ssp.」または「subsp.」を付けて亜種名を続け、動物ではssp.を省略します。』
『ある種に初めて亜種が設定されると、その種を最初に定義する際の基準となった集団(基亜種)には、自動的に種小名を繰り返した亜種名が与えられます。』


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