貝殻拾いをしていて、拾った貝殻の名前が分かると貝殻拾いが楽しくなる(^_^)
貝殻拾いに携帯して、海辺で「この貝なに?」ってときにもサッと取り出せるのが『海辺で拾える貝ハンドブック』です。
貝殻拾いしてるとウニ殻も拾うことがある。で「このウニ殻なに?」ってときにサッと取り出せるハンドブックがなかった。
でも去年↓この本が発売されました!
『ウニハンドブック』田中 颯・大作晃一・幸塚久典 著 2019/10/25発売
ウニハンドフックは発売前からビーチコーマーさんツイートをいくつも見かけ、皆さん待ちに待った本が出る~!って感じ。私も発売日にゲット(^^)v
でね、Twitterで、池袋ジュンク堂で『ウニ・博物学本フェア』をやっていると知り、行ってきました~(2019年12月)
▼ウニ・博物学本フェアのコーナー
これ、ウニハンドブック(文一総合出版)刊行記念のフェアなので、ウニハンドブックがズラーーっと並んでいました。
そして、注目は手前のガラスケースです。
▼ウニ殻をさわってみよう~!
ウニ殻が割れてしまわないように、中に石膏が詰められていました。
さわれるのは普通に拾えるウニ殻。
ガラスケースの中には珍しいウニ殻の数々が展示されていました。
▼パイプウニ
パイプウニの風鈴って涼しげな音がしますよね~
▼ノコギリウニ
どこが「ノコギリ」なの?
棘がノコギリ状なんですね。
⇒「ノコギリウニ」の画像検索結果
▼マダラウニ
マダラウニの殻は斑(まだら)模様で楽しいね。
あ、生体では棘の色もまだらで、かわいい~(=^ェ^=)
⇒「マダラウニ」の画像検索結果
▼イイジマフクロウニ
フクロウニの殻は袋状で軟らかいので中身出すと潰れちゃうんですね。中は身が詰まってたのかな? それとも水膨れ状態?
環境省_串本海域公園_イイジマフクロウニによりますと…『直径10 cmを越える大型のウニです。この仲間の特長は殻を作る板同士の連結部が広く、そこが可動なため、殻が柔らかい袋状であることです。』
それと…『この仲間も比較的深い海底に住んでいますが、イイジマフクロウニは水深20 m から見られ、ダイビング深度で出現するほぼ唯一のフクロウニの仲間です。』…ということは、フクロウニの殻が打ち上げられることはほとんど無いよね~ と思ったら… 拾ってる人いた~!
⇒フクロウニ | hiroimono
え!イイジマフクロウニに寄生するカニがいるんですか!
⇒宇宙怪獣ゼブラ !? | hiroimono
あれ? このゼブラガニの画像 まえに見たことある~
と思ったら、↓この記事でした。
2019/05/01 『日本の貝 629種』を手に取ったら「あとがき」を是非読んでください
▼フタツアナスカシカシパン
▼スカシカシパン
検索してて見つけたスカシカシパンが砂に潜る動画が面白い~
カシパンはエビを食べました|新江ノ島水族館公式チャンネル
スカシカシパンの穴は何のためにあるの?
私はスカシカシパンが砂に潜るとき、腹側の砂を背側に送るため? とか思ってたんですが、垂直に潜るんじゃなくて、ほぼ水平やや斜めに潜るのか~ こういう潜り方をするなら穴の有無は関係なさそうです。
で、0:35~「砂の中でどんな食事をしているの?」の 1:00あたり、繊毛のようなスカシカシパンの棘が細かく動いて食べ物を口に運んでいるところに注目!
スカシカシパンは『砂に潜って砂の中の混濁物を食べている』とのことですが、ちまちま食べてて、この大きな殻ができるのが不思議~ と思ってたんです。
スカシカシパンの細かな棘は体中に生えてます。だから砂の中の混濁物を口に運ぶのは腹側の棘だけじゃなくて、背側の棘も使ってる。で、背側の混濁物を口まで運ぶには、殻の縁をぐるっと回ってじゃ遠いよね。そこに穴があると近道になって便利! だからスカシカシパンの殻には穴が開いてるんじゃない?
えのすいさん、スカシカシパンの背側に餌を置いて、それが穴を通って運ばれるところを動画に撮ってくれないかな~
あ~ この記事のタイトル『ウニハンドブック』だったのに、ウニハンドブックの内容についての話じゃなくなってしまってますね(^^;
まぁそれは『ウニハンドブック』を購入してご覧ください。
ウニ殻ファン必携の一冊ですから(^o^)
タイトルに …池袋ジュンク堂で『ウニ・博物学本フェア』と書き加えました(^o^;
▼『ウニ・博物学本フェア』の一角に並んでいた本…
私の好きな本がいっぱいだ~(^o^)
この中の本の関連記事
2013/07/10 ツノゴマ…悪魔の爪
2013/07/17 タカラガイの摩耗
2016/10/15 「ときめく貝の世界へようこそ」三番瀬ブックカフェにて寺本沙也加さんのお話
それともう一つ注目の情報…
▼ウニハンドブック担当編集者おすすめ!
近くの博物系イベント・施設・お店map
これは要チェック情報なので、書き出してリンクを張っておきますね。
①ウサギノネドコ 東京店(谷中)
とにかくおしゃれ!
ウニや種子の樹脂キューブがとっても素敵。
※ウサギノネドコの本店?は京都なので、行きたいけど簡単には行けなかったのですが、それが東京にもお店ができた~!と知って一度谷中に行ったんですが… この辺なんだけど、どこだろ? とさんざん迷った挙句、定休日だったというオチ(≧σ≦)
※ウサギノネドコ関連記事
2015/08/01 自然の造形美展2にウニ殻の美を鑑賞しに行ってきました~
2020/03/27 博物マステ【ウニ】【放散虫】を見つけた~池袋ジュンク堂|ウサギノネドコ
②うみねこ博物堂(神奈川県東林間)
ときめきまくりな雑貨がたくさん。
ガラス瓶や博物画、昆虫標本など目移りまちがいなし。
※博物関連イベントでは何度か見てるけど、お店には行ったことなし。
③博物クリスマス(神保町)
「博物ふぇすてぃばる!」のクリスマス版。
作家さんの楽しいグッズがいっぱい。
※関連記事
2019/02/27 博物ふぇすてぃばる!のイメージ博物が「どんぐり」なので、出展したい!
2019/07/21 博物ふぇすてぃばる!6『あうるの森』初出展してきました~
④ナチュラルヒストリエ(池袋)
池袋ジュンクから歩いて5分!
鉱物や化石、標本好きにはたまらない世界観。
※ん、ここの「世界観」はとっても素敵でしたよ。
ところで「池袋ジュンクから歩いて5分!」という表現は、担当さん「三省堂」は出せなかったのね(^^?
⑤インターメディアテク(東京駅)
KITTE内にあるレトロモダンな空間。
東京大学の骨格標本や、古い什器も見所。
※ん、「レトロモダンな空間」は凄い! あ~私のコレクションをこんな棚に飾れたら素敵だな~
入場無料の博物館ですので、みなさまも是非一度! おすすめです(^_^)
⑥ダーウィンルーム(下北沢)
標本や古書、観察道具などいろいろ。
ルーペがおすすめ。喫茶もあります。
※まだ行ったことない。
⑦目黒寄生虫館(目黒)
寄生虫が見たいならここ!
解説が充実しておりとっても楽しい。
※行ったことあったかな?
⑧国立科学博物館(上野)
絶対一日で見終わらない。
ミュージアムショップの「世界の鯨」ポスターおすすめです。
※関連記事
2018/09/22 科博・企画展・講演会『標本づくりの技(ワザ)を語る』
⑨あわしまマリンパーク(静岡県沼津市)
ウニの標本のみならず、生きウニとふれあえるコーナーがあるそうです。行きたいです。
※私、行ったことある~ カエルを見に(^o^; まだブログを始める前だったのでログがない。
まだ行ってないところは、そのうち(落ち着いたら)行きたいな~
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