貝殻拾い

2023年3月16日 (木)

貝殻拾い…浮遊性巻貝【クチキレウキガイ】@千葉・館山・沖ノ島

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高速ジェット船 春の季節運航で館山に行き、渚の駅たてやまなぎちゃりレンタサイクルを借りて沖ノ島へ~🚲
沖ノ島ではトンボロ陸繋砂州)の南側で微小貝拾いをするのが最近の定番。この日は「コメツブウニやチグサガイ、前回ほど打ち上がってないね~💧」状態でしたが、
あ!何か小さくて半透明で✨巻貝拾った!
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これは何? 自分では同定できなかったのでTwitterでたずねたら、「クチキレウキガイ」とご教示いただきました😃 ありがとうございました m(_ _)m

「クチキレウキガイ」の画像検索結果 と私が拾った貝殻を比べて見ると…「クチキレウキガイ」で決まり!かな?
画像だけではなくクチキレウキガイの特徴を確認しておかなくてはなりませんね。
「クチキレウキガイ」で検索して、特徴が詳細に記載されているページを探すと👇これですね!
水産無脊椎動物研究所
わが国近海に見られる浮遊性巻貝類―I.異足類•クチキレウキガイ科|「うみうし通信」No.88 (2015.9)
著者はあの奥谷喬司さんです。これを読んで確認すれば間違いないでしょう🙂
これには9種類のクチキレウキガイ科が記載されているのですが、その中の
3. Atlanta peroni Lesueur, 1818 クチキレウキガイ と、
私が拾った貝殻を微小貝カメラで撮影した画像とを突き合わせていきます。

クチキレウキガイクチキレウキガイ科
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中心の殻頂部が欠けてしまってるのが惜しい💧

『殻径11mm ほど。』
▼私が拾ったのは6㎜ほど。まだ成長途中だったのでしょうね。
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実寸に近い大きさで表示すると 👇これくらいかな。
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『竜骨板は次体層まで巻き込み』
▼殻の背に出っ張ってるのを「竜骨板」と言うようです。
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▽次体層まで巻き込まれています。
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『竜骨板の基底は褐色線で縁取られる。』
▼竜骨板の基底は褐色線で縁取られていますね!
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ん、これだけ特徴が一致したから「クチキレウキガイ」ということで、同定済!😃

「クチキレウキガイ」で検索すると…約 897 件(千件未満の)レアものです!久々に私にとって初物の貝殻を拾えました😊



ところで、クチキレウキガイの学名ですが、
わが国近海に見られる浮遊性巻貝類―I.異足類•クチキレウキガイ科|「うみうし通信」No.88 (2015.9) の記載、微妙に間違ってない?
Atlanta peroni Lesueur, 1818:うみうし通信
Atlanta peronii Lesueur, 1817:BISMaL
Atlanta peronii Lesueur, 1817:GBIF
Atlanta peronii - Wikipedia

日本近海産貝類図鑑 第二版ではどうなってる?
Atlanta peroni Lesueur, 1817 👈 i が1文字足りなかった💧

ところで、クチキレウキガイ Atlanta peronii の命名者の Lesueur さんはどんな人?
「Lesueur 生物学者」で検索しても出てこなかったので、
「Lesueur biologist」で検索すると、
Charles Alexandre Lesueur - Wikipedia
このページを訳す
『シャルル・アレクサンドル・ルシュール 1778/1/1 – 1846/12/12 フランスの博物学者、芸術家、探検家でした。彼は多産な自然史収集家であり、…』そういう方でしたか。
『1802 年に、彼はキングアイランド エミューの自然の生息地で唯一知られているスケッチを作成しました(この鳥は 1822 年に絶滅しました)。』あら! King Island emu をスケッチしてるんですか!
そのスケッチはこれかな?
Dromaius novaehollandiae minor Spencer, 1906:140 King Island (dwarf) emu, Black emu
このページを訳す
『最近絶滅した動植物データベース
キングアイランド(ドワーフ)エミュー、クロエミュー』
え! ⇒絶滅したはずの「ドワーフ・エミューの卵」が約200年ぶりに見つかる!(オーストラリア)|ナゾロジー
キングアイランド(ドワーフ)エミューの卵は茶色なんだ~
だいぶ脱線してきたので、おしまい😅


※関連記事
2018/01/01 青緑色の卵…エミューの卵
2021/12/20 館山レンタサイクルで貝殻拾いの海岸巡り:沖ノ島→塩見→坂田


※2023/03/23追記
クチキレウキガイの「クチキレ」(口切れ)部分が見える画像が撮れてなかったので、撮ってみた📷
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ん~ピントが合いません💧 右端にちょっと(ぼんやり)切れ込みがありますね。ここがクチキレ(口切れ)部分です。
👇もう少しはっきりクチキレ(口切れ)部分が撮れました。でもその先はボケてます💧
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6mmのクチキレウキガイを寝かせた状態ではカメラのレンズをクチキレ(口切れ)部分の正面に置けないので、指でつまんだら割れてしまいそうなクチキレウキガイをそ~っとつまんで、竹ピンセットでそ~っと挟んだ状態で撮影していたのですが、クチキレ(口切れ)部分がよく見えないと角度を変え、ピントが合わないと何度も撮影し… とかやってたら、あ!💧竹ピンセットを持つ指にちょっと余計に力がかかって、割れた😨
これ一つしかない、レアもの、初物のクチキレウキガイが粉々に割れてしまいました😢😢😢
教訓:微小貝を扱うときは逸失/破損を避けるための保全措置を過剰なくらいにすること!

いつかまた、クチキレウキガイを拾うぞ!

2023年2月23日 (木)

春を感じる貝殻拾いで【フラサバソウ、ウルメイワシ、京急 河津桜ラッピング車両】

三戸浜(三浦半島)で春を感じた貝殻【サワラビガイベニハマグリベニバトガイハギノツユ】の他にも春を感じたもの🌱

フラサバソウ
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まだ開きかけのフラサバソウの花です。4mmほどの花をめいっぱい寄って撮ってます。
もう少し引いて撮ると…
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フラサバソウは「毛むくじゃら」😅

ウルメイワシ
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タイドプールに背の青い10cmぐらいの魚が1匹とり残されていました。
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イワシだと思うのですが、背が青く輝いているのがキレイで✨ このイワシは何?と🔍してみると…
ウルメイワシ」のようです。
ウルメイワシ【潤目鰯】生態編|房総爆釣通信によりますと『目が大きく、脂瞼(しけん)に覆われているために潤んでいるように見え、それが名前の由来となっている。』そうです。
その潤目(うるめ)を…
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泳いでいるのを上から撮っているから、これが限界😅

イワシといえば最近「イワシの大量打ち上げ」のニュースが流れてますよね。
大量のイワシが海岸に“漂着” 北海道・青森・新潟で相次ぐ|Yahoo!ニュース
イワシが大量に漂着する原因は…
・水温の低下(イワシが生息できる水温は6℃まで)
・イルカなどの大型海洋生物に追われ
私は海鳥の群れに追われて(少量)漂着したイワシを見たことあります。
2017/06/10 貝殻じゃなくて、イワシが打ち上げられていた~黒崎の鼻(三浦半島)

ところで、水温の低下で死亡したイワシの打ち上げは「漂着」ですが、
大型海洋生物に追われて海岸に打ち上がった場合は「座礁」ストランディング(Stranding)ですかね~?
あ、座礁 - Wikipedia の『海洋生物の座礁』に次のような説明がありました。
『学術的な狭義の分類では、生きたまま陸域又は瀬へ乗り上げることを座礁、死亡した状態での乗り上げは漂着という。 英語では「ストランディング (Stranding)」といい、…』なるほど。

もう一つところで、春先にイワシがニュースになるのだから「鰯」は春の季語でしょうか?
「鰯 季語」で🔍したら…
『鰯は秋の季語ですが、目刺になると春の季語になります。』🤣面白い!

京急 河津桜ラッピング車両
帰りに三崎口駅から京急に乗ったら、電車の窓に桜の花びらが散りばめられている~🌸
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何これは? 何か特別な車両?
そういえば車両の外側、ドアの両脇にも🌸があったね。と、改めて外に出て撮影
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KEIKYU「三浦海岸 河津桜とまぐろ満喫の旅」キャンペーンラッピング電車を運行していたんですね。
「まぐろ」もキャンペーンしてるので、
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ドアの両側には「マグロ」と「まぐろ丼」
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三崎まぐろ丼
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…美味しそう😋



※関連記事
2022/03/28 春の道端の植物【フラサバソウ】観察に三戸浜まで~
2017/06/10 貝殻じゃなくて、イワシが打ち上げられていた~黒崎の鼻(三浦半島)
2016/02/15 KEIKYU LOVE TRAIN …バレンタインデーの翌日に♥

2023年2月22日 (水)

春を感じる貝殻拾い【サワラビガイ、ベニハマグリ、ベニバトガイ、ハギノツユ】@三戸浜(三浦半島)

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三浦海岸、三崎口の河津桜がそろそろ見頃になってきたようなので、三戸浜へ貝殻拾いに行ってきました~🌸
三浦海岸駅で降りて京急沿いの河津桜を見ていると貝殻拾いの時間が短くなってしまうので、いつも三崎口駅のセブンイレブン裏の河津桜で🌸お花見🌸
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河津桜の蜜を吸いにきたヒヨドリヒーヨヒーヨと騒がしいくらいです。

▼早春の三戸浜
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海は青く、富士山くっきり(ですが、いつも雲が冠雪の下あたりにかかってる💧)

そして、この日拾った春を一番感じる貝殻が
サワラビガイカツラガイ科
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サワラビガイは「早蕨貝」で
早蕨(さわらび)は芽を出したばかりのわらびです。
👇この形を早蕨(さわらび)に見立てたのでしょうね。
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早蕨貝(サワラビガイ) なかなか良い名前で私のお気に入り😊
それと「サワラビガイ」で検索すると、約 260 件のレアものです。
だから貝殻鑑賞しましょうね~
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他にも(色や模様が)春っぽいと思う貝殻🌸

ベニハマグリバカガイ科
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ハマグリマルスダレガイ科で、ベニハマグリバカガイ科なので(どちらもマルスダレガイ目ではありますが)近縁ではありません。「ハマグリに形が似た紅色の貝」ぐらいの感じで名前がつけられたのかな? でも「紅」と言うにはちょっと~?ですよね。
その紅色?の殻皮の中に白い小班があるのがチャームポイント😊
バカガイ科の貝は幼貝/亜成貝のときは貝殻が薄いようで、
▽ベニハマグリの貝殻を光にかざすと白い小班がより目立ちます。
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※あら、ハマグリ - Wikipadia によりますと『俳句文化においては春の季語の一つ』なんですね。
蛤(はまぐり)三春|きごさい歳時記

ベニバトガイザルガイ科
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「ベニ」続きで、またしても紅色ではありませんが😅
2021/06/24に紅色のベニバトガイを拾っています。
ベニバトガイはザルガイ科ですが、BISMaLの分類ツリーを見たら… シノニムだらけ💧 それだけ同定が難しかったのかな?
ベニバトガイを拡大して見ると…
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放射肋の上に「へ」の字型の鱗片突起が立っているんですね。

「ベニバトガイ」で検索すると、約 431 件のレアものです。
そして👇こちらのベニバトガイはとってもキレイ~✨
合弁はちょっと珍しい しかもすごく色がかわいい - Instagram
あ、👆こちらの captaine.nemo さんのインスタ画像、ビーチコーミングで見つけたもの(貝殻に限らず、木の実、おもしろい漂着物など)いっぱいで見ていて楽しい😃
あ!captaine.nemoさんお薦めの👇この本『くらべてわかる貝殻』まだ買ってなかった。

カザリダマ? それとも ハギノツユ?(タマガイ科
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拾ったときは「カザリダマみっけ!」と思ったのですが、ブログに書いていて「もしかしてハギノツユ?」疑惑が浮上してきました💧
ブログに載せるときはいつも和名の画像検索結果へのリンクを張って、間違ってないよね?と確認しているのですが、「カザリダマ」で画像検索すると、あうるの森さんが「カザリダマ」なのか「ハギノツユ」なのか? もやもやしてまして、あまり同定の役に立ちません😅
改めて「カザリダマ」と「ハギノツユ」の違いを復習しておきましょう。参考になった記事が…
フロガイ、フロガイダマシ、ハギノツユ、ホウシュノタマ|きいこのビーチコーミング日記
この中で きいこさんが参考にしているのが…
カザリダマとハギノツユ|こんな貝が採れた
これらのブログ記事によりますと…
『特徴の明確な区別点は、ハギノツユの縫合には弱い放射状の褶がある。』ことで、きいこさんの分りやすい説明では…
『くるくると巻かれてある場所の脇から、太陽の光線のように細かい放射線状の溝があるか無いかの違いのようです。 あるのがハギノツユ、無いのがカザリダマ。』ということで、
私が拾ったのは~
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放射状の(ひだ/しわ)/溝が「ある」ので、ハギノツユ!ということになります。
カザリダマとハギノツユ|こんな貝が採れたによりますと『本州付近で採れるものはほとんどがハギノツユではないか』とのこと。

調べていて知ったんですが、カザリダマとハギノツユは(貝殻は似ているのに)属が違うんですね。
カザリダマ Tanea picta (Récluz, 1844) タマガイ科ヒョウダマ属 👈BISMaLの「生物出現レコード」を見ると、0件で記録がありません!
ハギノツユ Notocochlis cernica (Jousseaume, 1874) タマガイ科ホウシュノタマ属
そういえば…ホウシュノタマには縫合に放射状の褶がありましたね~

ふ~☕ 軽く「春を感じる貝殻拾い」画像をブログに載せておこうと思ったのに、カザリダマ/ハギノツユでまたしても難儀するとは思いませんでした😅

あ、そうそう、私が春を感じた貝殻たちは…
👇こんなに小っちゃくてカワイイの😊
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この日 他にも春を感じたもの🌱は別記事で…
春を感じる貝殻拾いで【フラサバソウ、ウルメイワシ、京急 河津桜ラッピング車両】
フラサバソウ
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ウルメイワシ
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京急 河津桜ラッピング車両
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※関連記事
2016/02/15 河津桜~KEIKYU LOVE TRAIN
2015/03/14 貝殻拾い&河津桜…春の三浦半島
2015/02/27 貝殻拾い【サワラビガイ】…三戸浜(三浦半島)
2017/06/05 貝殻拾えた~!坂田海岸(千葉・館山)👈サワラビガイ 2個目
2018/04/05 春の貝殻拾い【サワラビガイ】【サンショウガイ】【ベニガイ(合弁)】…和田長浜
2018/04/15 貝殻拾い【ハギノツユ】?…和田長浜海岸(三浦半島)
2021/06/24 貝殻拾い【ベニバトガイ】…三戸浜(三浦半島)

2023年2月10日 (金)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023【まとめ】

奄美大島 貝殻拾いの旅2023 2/5(日)~9(木) 5日間の貝殻拾いログのまとめです。
(いつものように)拾った貝殻を拾った順にブログに載せているので、それそれの記事がとっても長くなってます😅 ブログ上での貝殻拾いをお楽しみください😊

2/5(日) あやまる岬~土盛海岸
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2/6(月) 雨の土盛海岸でオカヤドカリ かわいい~
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2/7(火) コバルトブルーの海!打田原~崎原~土盛海岸
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2/8(水) 手広海岸 と あまみエフエムで知る奄美
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2/9(木) 最終日は土盛海岸(芭蕉布と大島紬を検索して知る奄美)
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※これまでの 奄美大島 貝殻拾いの旅
2019 奄美大島 貝殻拾いの旅
2020 奄美大島 貝殻拾いの旅2020
2021 奄美大島 貝殻拾いの旅2021【まとめ】

2023年2月 9日 (木)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023(5日目)最終日は土盛海岸(芭蕉布と大島紬を検索して知る奄美)

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奄美大島 貝殻拾いの旅2023 最終日前日の宿は奄美で一番ビーチに近いホテル『ばしゃ山村
「ばしゃ山村」という文字を初めて見たとき、「ばしゃ」+「山村」と読んで、なんで「馬車」なの? と思っていたんですが、
「ばしゃ山」+「村」なんですね。ホテルのURLも basyayama-mura.com です。
「ばしゃ」とは 芭蕉(バショウ)のことで、バショウから採れる繊維で芭蕉布を織っていました。
さらに「ばしゃやま」には「不美人」の意味もあり、『不美人にはバシャヤマ(バショウの山)を持参しなければ嫁にもやれない』という話もあったんですって⇒イトバショウ群落|のんびり奄美

ところで「芭蕉布」は今でも奄美で作られているのでしょうか? と🔍したら
奄美大島で織られた「芭蕉布」、そして「紬」の登場|銀座もとじ 👈これ、奄美の歴史を「大島紬」を通して知ることのできる良いコラムですね。あまみエフエムで知った『奄美返還70年』といい、私が知らなかった日本の歴史の一端をもう少し知っておこうと、《全8回コラム》大島紬の歴史|銀座もとじ を読んでみました。ちょっと感動してます🙂

このコラムを読むときにキーとなる漢字が
かすり

読んでいて、Vol.6 粘り強い開発による「締機(しめばた)」の登場~歴史的大発明~ の「締機(しめばた)」がどんなものか分らなかったので🔍
【製造工程】締めばた準備|本場奄美大島紬NEXTプロジェクト
【製造工程】締めばた(タテ絣締め)
え!? 『沢山の糸が締め機の後ろから前にあります。これは「ガス糸」と呼ばれる綿糸です。この綿糸は後の工程で捨てられてしまう糸です。 この綿糸を図案(設計図)に沿って必要な部分にだけ残し、一列一列ずつ織り上げていきます。』 ということはですよ…
2回「織り」をするの? いや3回か!
締めばた(タテ絣締め)染めバラしてタテ糸を仕上げ
締めばた(ヨコ絣締め)染めバラしてヨコ糸ができ、
織るための準備「立て付け」をし、そしてやっと(一般の人がイメージする)「織り」に入るんですね。このときタテ糸とヨコ糸を正確に模様を合わせて織って『大島紬』ができるんですか!
うわぁ~!すっごく大変な作業ですね😲
ところで、こちらのサイト⇒本場奄美大島紬NEXTプロジェクト
『〜若い世代で作り、若い世代に本場奄美大島紬を届けたい〜』👈伝統工芸を次世代へ伝えていくためには、こういう取り組みが大事ですよね~

あれ?「大島紬」じゃなくて「芭蕉布」が現在も奄美で作られているか?を🔍してたんですよね💧
Bashofu 芭蕉布|MTRL
うわぁ~!またまたすっごく大変な作業ですね😲
今では沖縄 喜如嘉(きじょか)の芭蕉布 しか作られていないようです。
奄美では? 👇この記事をみると、今復活に取り組んでいるのかな?
芭蕉の糸づくり|せとうちなんでも探検隊
それと👇こんなのもありました。
そうだ!奄美大島の名瀬の街中で糸芭蕉で遊ぼう!! あまみっけ
次に奄美に行ったときは、はた織りの店『あまみ~る』に行ってみようかな😊

ん~ 貝殻拾いブログが最初から思いっきり脱線してますね😅
貝殻拾いに行きましょうね。
最終日は目覚めのビーチコーミング🐚と思っていたんですが、前日早めにチェックインしてホテルの目の前の用安海岸を歩いたんですが・・・ ここ貝殻ぜんぜん打ち上がってなかった💧
なので、目覚めのビーチコーミング🐚はできず💧 昨日までに拾った貝殻とお土産をキャリーケースに詰め込んで宅配便に出して、土盛海岸へ🚙
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奄美大島貝殻拾いの旅の最終日はいつも土盛海岸。空港に近くて ✈に搭乗するまで できる限りの時間 貝殻拾いができるから。
では、土盛海岸で拾った貝殻を並べていきますね。

ナガウニナガウニ科
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あれ、ナガウニの頂上系って、こんな形してたんだ。てっぺんも穴あきのウニ殻を見慣れているので、頂上系が残っていると新鮮。

フレンチクルーラー
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イトカケシロネズミシロネズミガイ科)を「フレンチクルーラー」と呼んでいるのは、まだ私たちだけのようだ😅

イボダカラタカラガイ科
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▼砂浜の記念碑
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3日前にも👇これがあったんですけど… 崩れてませんね。
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何の記念でしょうね?
ハートだから「結婚24周年」とか? でも、それだと50歳ぐらいになるから、海岸にハート型を作るかな?
「24歳の私におめでとう!」みたいな? とか、勝手に想像を広げるのもビーチコーミングの楽しみです😅

キマダライガレイシ【黄斑毬茘枝】(アッキガイ科
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▼この緑色で ふかふかスポンジ状の海藻は何でしょう?
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Googleレンズで🔍してみると…
アオモグサ」のようです。

イオウノシタタリマルスダレガイ目 ウロコガイ科
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イボダカラタカラガイ科
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イボダカラは背面のイボだけでなく、殻口の歯が腹面全体に広がっているのも鑑賞のポイントでしたね。

カモンダカラタカラガイ科
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カモンダカラもよく打ち上がっているのですが、擦れたのばかりで、これまで写真撮ってなかった。これも擦れてますが💧

ナガシマヤタテフデガイ科
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▼この貝殻は何でしょう?
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イトカケシロネズミに似ていますがフレンチクルーラーではないから~「シロネズミガイ科」で画像検索すると… すぐに出てきた!
マルシロネズミ(シロネズミガイ科)|月刊 沖縄と貝 with 光
また 月刊 沖縄と貝 with 光 で教えていただきました。「マルシロネズミ」ですね😊

▼ザラザラのサメザラ(鮫皿)と、イボイボのイボダカラを拾ったので、皿にイボを載せてみた
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ツノメガニスナガニ科
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2日目の土盛海岸で生きているツノメガニさんに会いましたが、こちらのツノメガニさんはお亡くなりになってました。

アミコケムシ
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最終日にちょっとイイもの拾えました😊
アミコケムシの鑑賞はこちらでどうぞ →【アミコケムシ】の群体の美

タマゴウニタマゴウニ科
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チリメンダカラタカラガイ科
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あら! 今回の貝殻拾いの旅では まだチリメンダカラを拾ってなかった? ですね。
最後に状態の良いチリメンダカラが拾えました😊

さて、帰りの✈に乗るために、名残惜しいけど空港に向かいましょう。

▼奄美空港を飛び立った✈の窓から見えた海岸は~
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👆右上彼方に あやまる岬 で、その手前の砂浜が土盛海岸ですね。

▼成田空港に着陸する前の✈の窓から見えた九十九里浜
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海面に夕日が反射して、黄昏時(たそがれどき)が近い。
はぁ~帰ってきちゃったんですね~

※帰ってきてから19日後、やっと5日間の貝殻拾いログを書き終えました。なんとか2月の内でした😅
(できないけど)奄美に移住したいと思う今日この頃🙂



※ところで、《全8回コラム》大島紬の歴史を掲載している銀座ともじのホームページのオープニングの動画を見てたら…
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引き戸の取っ手に機織りの杼(ひ)を使ってる~! 👆これいいね!😊
それと『奄美大島日本復帰70周年記念 大島紬展』2023/03/10~19 開催です。

2023年2月 8日 (水)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023(4日目)手広海岸 と あまみエフエムで知る奄美

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奄美大島 貝殻拾いの旅2023は…
1日目 あやまる岬~土盛海岸
2日目 雨の土盛海岸
3日目 打田原~崎原~土盛海岸
…と3日連続で土盛海岸に行ってますが、奄美でもう一ヶ所「ここなら貝殻が拾える!」と私が知っている海岸
手広海岸には(2日目に行く予定だったけど雨だったので)まだ行ってない。だから4日目は手広海岸へ~
あまみエフエムで知った奄美のことは、このログの最後に

手広海岸
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手広海岸駐車に車をとめている人たちは(私たち2人を除き)皆、東側のサーフポイントの方に行きます。
そっちには貝殻の打ち上げはあまり無く、反対側(西側)に貝殻が打ち上がっています。
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ん~👆パッと見、打ち上がってないね~💧
でも、砂浜を歩いて行くと~

貝殻の打ち上げライン
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って、アマオブネばかりですけど。
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👆アマオブネがいくつあるか? お暇でしたら数えてみては😅
あ、この画像を見ていて気付きました。画像の下側が海側なんですが、
貝殻の打ち上げラインより上(陸側)に軽石が打ち上がってますね。これは、貝殻より軽石の方が軽いから。今はこの様に貝殻と軽石が都合よく分れてますが、2021年の軽石大量漂着のときは貝殻が軽石で覆いつくされてました。

さて、それでは一見アマオブネだらけの中から、どんな貝殻が拾えるか見ていきましょう。

コッペパンみっけ!
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コッペパン」と呼ばれるタカラガイは「ヤナギシロボリダカラ」ですが、打ち上がる貝殻は擦れていて「柳絞り」模様は残っていないので、コッペパンに見えてしまいますよね😅

タマゴウニタマゴウニ科
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※科名はBISMaL の分類ツリーにリンクしています。そちらを参照すると学名も分ります。タマゴウニは1科1属1種のようですが、次のアマオブネガイ科などは「こんなにいるのかい!」というほどあります。…というようなことが分るので、科名もタップしてみてください。

フトスジアマガイアマオブネガイ科
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お友達がアマオブネ系が好きで(私はアマオブネ系はいらないからスルーしてるんですが)
お友達は特にフトスジアマガイが好きで「探すの大変!」と言う。なぜかというと~
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👆アマオブネは何故かほとんどが殻口を上にして打ち上がっています。そしてこの中からフトスジアマガイを探し出すには… 一つ一つひっくり返さないと分らない。100個に1個ぐらいしか見つからないの!と言う。え、そう?
「フトスジアマガイ」で検索すると…約 406 件。あら、意外とレアものなんですね。

ナガウニナガウニ科
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殻に五放射の緑色が残っていて、ちょっと綺麗なナガウニ 2個😊

コウダカカラマツガイカラマツガイ科
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コウダカカラマツガイも手広海岸にはいっぱい打ち上がっていて、私はスルーですが、お友達はしきりと拾ってた😅

オオベッコウガサヨメガカサガイ科
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このハート型の木の実は何?
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お友達は「ヒメグルミじゃないの」と言うけど、ヒメグルミじゃない! じゃぁ何? 分らないからTwitterで質問したら…ソテツも未成熟だとそんな形と教えていただきました。ありがとうございましたm(_ _)m
私がこれまで観察したソテツの実はこんな形⇒ソテツの実…天使の羽
なので、
「ソテツの実 未成熟」で画像検索してみたら… ありました! ハート型のソテツの実
私の拾いもの:ソテツの実

ヒメホシダカラ(摩耗)
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わ!この一面にはびこる黄色いつる植物は何?
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これまでに海岸で見た黄色いつる植物といえば「アメリカネナシカズラ」ですが、それよりもつるが太くて実も大きい!
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Googleレンズで🔍したら「スナズル」のようです。
スナヅル - Wikipedia によりますと…
『スナヅル属のつる性寄生植物。別名シマネナシカズラ。』
『日本では小笠原諸島、九州南部、南西諸島(屋久島~尖閣諸島)に分布する。』
『全草に葉緑体を含むため光合成ができる。』👈あら! アメリカネナシカズラは葉緑素を持たないため黄色でしたが、スナヅルの下層のつるの色は緑色ですね。上層のつるが黄色なのは冬の寒さで枯れかけてるの?
あら、アメリカネナシカズラ要注意外来生物でしたが、
スナズル鹿児島県で準絶滅危惧なんですね。

ナワメグルマ~!(クルマガイ科
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でも私がこれまでに拾ったことある「クリイロナワメグルマ」とは色が違う。
ナワメグルマには「なんたらナワメグルマ」というのが色々あるから ⇒ナワメグルマの分類ツリー|BISMaL
Googleレンズで🔍して出てきた白黒ナワメグルマは…
Heliacus variegatus (Gmelin, 1791)|Kwajalein Underwater 👈マーシャル諸島クェゼリン環礁のサイトだ!
ヒクナワメグルマ Heliacus variegatus の写真|iNaturalist
…ということで「ヒクナワメグルマ」のようです。
「ヒクナワメグルマ」で検索すると…約 228 件👈レアものです😃
ところで、ヒクナワメグルマの「ヒク」って何でしょうね?

スソヨツメダカラ かな?
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摩耗したタカラガイの同定は難しい💧

トガリシラナミザルガイ科シャコガイ亜科
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ウキダカラタカラガイ科
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キイロダカラ ハナビラダカラ か?
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摩耗したキイロとハナビラの同定はどっちか迷う💧
これはキイロダカラでしょうね。

アヤメダカラタカラガイ科
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あやめ色鮮やか😊

ニシキアマオブネアマオブネガイ科
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1日目に拾ったニシキアマオブネより「」~って感じがする。

この小さい変なもの何?
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これもTwitterで質問して、スツボサンゴだと判明!
そして、このスツボサンゴを家として持ち運ぶヤドカリがいるんですね!
生きたサンゴを家として持ち運ぶ新種のヤドカリ - 京大が奄美で発見|TECH+
そのヤドカリの動画がありました!
スツボサンゴツノヤドカリ/Diogenes heteropsammicola Igawa & Kato, 2017|超ヤドカリ図鑑|ヤドカリパーク|1.023world

▼擦れ擦れのカノコダカラタカラガイ科
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摩耗して模様の消えてしまったこのタカラガイがなぜカノコダカラと判るかというと~
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👆僅かに鹿の子模様が残ってる😅
「手広でカノコダカラ拾うゾ!」と気合入れて探しているんですけど…
Amami201024i 2020年 1個目
Amami201024z03 2020年 2個目
Amami201025j7 2020年 3個目
Tebiro211018g 2021年 4個目
…と、だんだん擦れ具合が減ってきてたから、次はツルピカ✨ と思ってたのに~💧
ツルピカ✨カノコダカラを拾うには、冬でなくて秋ですかね?

オオベッコウガサヨメガカサガイ科
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これは比較的 殻皮が残ってますが、殻頂は擦れてます💧
殻頂の擦れていない完全体はなかなか拾えません。

ホンサバダカラ~かな?
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サバ系同定に自信なし😅

コデマリウニサンショウウニ科
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ウニ殻はナガウニばっかだったので、コデマリウニは新鮮🙂

タマゴウニタマゴウニ科
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毛が生えてる~ じゃなくて、棘が残ってます。

サラサミナシイモガイ科
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エダカラタカラガイ科
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摩耗してますけど、薄赤紫色ってとこがちょっといいかも😊
摩耗していないエダカラ(亜成貝)を2020年に拾ってた👇
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コゲチドリダカラタカラガイ科
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ユウヤケバカガイ(バカガイ科)
Tebiro230208r4Tebiro230208r3
この内側のピンク色がかわいい二枚貝はなんでしょうね? と、Googleレンズで🔍したら…
産地紹介:奄美大島|貝殻拾いの旅 に「ユウヤケバカガイ」と出てきました。「貝殻拾いの旅」は貝殻🔍していると時々ヒットするブログで、同定結果は確かだと思います。それに拾っているのも奄美大島だし。
「ユウヤケバカガイ」で検索すると…約 631 件のレアものです。👈この場合のレアものは、ブログ/SNSなどにアップする人が少ないだけかもですが。
BISMaL で「ユウヤケバカガイ」を検索しても出てこないので、
ユウヤケバカガイ - 図鑑を作る(二枚貝編)を見ますと、学名は Mactra artensis Fischer 1859
GBIF で学名で検索して⇒ Mactra artensis Montrouzier, 1859 「座標ありのレコード」のマップを見ると、日本では奄美大島でしか記録されていません。

イボダカラタカラガイ科
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イボくっきり。

キバアマガイアマオブネガイ科
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薄赤紫/ピンク色に摩耗してる。

タマゴウニタマゴウニ科
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これはきれいに棘がとれてます。

さて、手広海岸の西の端まで来たから戻りましょうか。
今日はどんな貝殻を拾ったの? と私のとお友達のを並べて見たら…
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何でこんなに色が違うの🤣
上は私の:白い。下はお友達の:黒い。アマオブネ系を黒いの限定で拾ってるって😅 貝殻の好みも人それぞれですね~

そして戻る途中でちょこっと拾った…

コモンダカラタカラガイ科
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小紋」くっきりです😊

トガリシラナミザルガイ科シャコガイ亜科
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さっき拾ったのより大きい。



手広駐車場に戻って時刻は13:00。朝 来るときファミリーマート龍郷店で買った奄美の「おにぎり」で昼ごはん🍙🍙
このあと、どこに行こうか~?
今回の旅の宿は…
1泊目:レスト&ロッジ翔(土盛海岸そば)
2・3泊目:ホテルウェストコート奄美Ⅱ(名瀬の繁華街の中)
4泊目:奄美リゾート ばしゃ山村(目の前が海岸)
…と、最初と最後はちょっと奮発して海のそばのリゾートホテルにしてみた。
だから、15:00にチェックインして、ホテルの前のビーチで貝殻拾いする予定なのですが、チェックインするにはまだ早い💧
時間つぶしに「道の駅」とか行ってみようか~ と「奄美 道の駅」を検索すると、『道の駅 奄美大島住用』👈これ1つしか出てこない!
沖縄には道の駅がいくつもあったのに、奄美大島には1つしかないの?
まぁとりあえず、道の駅「奄美大島住用」まで行ってみましょうか。手広海岸からは片道1時間ほどかかるけど🚙 ちょっとしたドライブで行ってみた道の駅は… え!これが道の駅なの? 思ってたんとちがう💧
道の駅とは」には『休憩施設では、地域の文化・名所特産品などを活用し多様なサービスを提供することが望まれています。』と書いてあるけど、そういうのが無い! 小さな土産物コーナーがあるだけ。
Wikipadiaによりますと『世界遺産登録を見据え』て作られたようで、メインは『黒潮の森マングローブパーク』なんですね。
ん~ なんだかな~💧
明日帰るからお土産買って…と思っていたのですが、お土産買うなら ビッグⅡ ですね😅
ほんとに「時間つぶし」の2時間のドライブになってしまいました💧

ところで、車の中では奄美FM『あまみエフエム ディ!ウェイヴ!』を聞いていたんですが、覚えちゃいましたよ~
うがみんしょうらん(こんにちは)」と
ありがっさまりょうた(ありがとう)」😃
奄美の言葉を『島口』と言うそうですが、面白かったのはラジオから流れてきた『島口ラジオ体操
奄美島口ラジオ体操 ダイジェストMix版(字幕あり)|YouTubeをご覧ください

それと、あまみエフエムを聞いていて何度か『奄美返還70年』というのを聞いた。
え! 沖縄返還=沖縄が占領下にあったことは知ってるけど、奄美も占領下にあったの?
奄美が”アメリカ”だったとき~知られざる奄美の歴史の跡を巡る
そうだったんだ~! と、あまみエフエムから知る。意外と日本のこと知らないことあるよね。
次に奄美に行ったときは、ラジオは『あまみエフエム 77.7MHz』に合わせよう😊
そうだ、NHKのドキュメント72時間「奄美大島 FMラジオを聴きながら」 なかなかジーンとくるエピソードでしたよ。

2023年2月 7日 (火)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023(3日目)コバルトブルーの海!打田原~崎原~土盛海岸

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奄美大島 貝殻拾いの旅 2日目は☔雨の土盛海岸でしたが、3日目は晴れ予報です😊。
晴れた日の奄美の海は綺麗ですね~

打田原(うったばる)ビーチ
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コバルトブルーの海!
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そして、打田原ビーチで拾った貝殻は~

サバ系の…
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昨日につづき私が同定慣れしていない「サバ系」です😅
また 道草ネイチャーウォッチング:サバダカラの3種を並べた図を見て、
『模様が完全に3つに分かれる』…てないからホンサバダカラではない。
ニセサバダカラは『わずかに模様がつながることが多い』…わずかにつながってますね~
ならばニセサバダカラの一番の特徴『ここにはっきりした白窓が出る』…はっきりしない、かすかな白窓がある?
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ん~ これはニセサバダカラなのでしょうか?
※ニセサバダカラ は ホンサバダカラ に対して、似てるけど違うから「ニセ(偽)」なのでしょうが、これって単に模様の変異(バリエーション)ってことないの? 種として違うってこと、どうやって確認したのでしょうね?
GBIFで学名の命名年を見てみると…
・サバダカラ Bistolida hirundo subsp. neglecta (G.B.Sowerby I, 1832)
・ホンサバダカラ Bistolida ursellus (Gmelin, 1791)
・ニセサバダカラ Bistolida kieneri subsp. depriesteri Schilder, 1933
ホンサバダカラは1791年にGmelinさんによって記録され、その142年後 1933年にニセサバダカラがSchilderさんによって記録されていますね。👈ここで Schilderさんは「これ別種なのでは?」と研究して結論を出したってことですよね? DNA分析とか無い時代には、どうやって別種の判定をしたのでしょうか?
「Schilder 生物学」で検索したら、この論文が出てきました。
自然史と進化生態学をつなぐ海産腹足類の研究(1)-貝殻種内変異と形態分類- 入江貴博 2018 日本生態学会誌[PDF]
『1930年代から現在に至るまでの各時代の研究者が貝殻形態の種内変異をどのように捉え、対象種が示すパターンの理解に織り込んできたかを概説する。』ほ~ やっぱ貝殻の形態なの?
Ernst Mayr によって提唱された生物学的種概念に準拠する分類がなされるためには、その根拠形質の示す特徴が表現型可塑性の産物でないことが必要であり、それを確認するためには飼育実験の実施が必要であることを強調する。』あ~ やっぱり飼育しないと確認できないよね!
この論文を読んで、タカラガイの貝殻成長が3段階から構成されること(幼貝期 → カルス形成期 → 成貝期)を知りました。
タカラガイの幼貝の殻は薄いですけど、『軟体部の増大が停止するとカルス形成期が始まり、幼殻の主に外側にカルスとよばれる厚い殻が形成される。』のだそうです。あ~ タカラガイって何で外套膜で貝殻を覆っているのだろう?と思っていたのですが、貝殻を厚くするためだったんですね!?
それと、もう一つ面白かったのが…腹足類は『捕食者である甲殻類から出される水溶性の化学物質に反応して、より厚い殻を作るようになる』だって! これを『誘導防御』という。へ~
入江貴博さんの研究、面白そうですね。

…と、また奄美の貝殻拾いから脱線してしまいました💧
ちょっとした疑問を🔍して「え!そうだったの~ 面白い😃」に出会うと楽しくなってブログが脱線するので、旅から帰って2週間過ぎてもまだブログが終わりません。
奄美・打田原ビーチの貝殻拾いに戻りますね😅

ハナビラダカラ(タカラガイ科)
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擦れてはいますが、黄色の環状紋が残ってます🙂

コゲチドリダカラ(タカラガイ科)
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オカヤドカリが背負っている貝殻は何でしょうね?
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オカヤドカリ かわいい~😊
ねぇねぇ、そんなに横に出っ張った貝殻 邪魔じゃない💧 ナポレオンの帽子の様で、ファッションなのかな?😅

▽打田原ビーチの中ほどまできて、これまでに拾った貝殻
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コゲチドリダカラが多い。
そして、このあと…

シラタマガイ(シラタマガイ科)
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打田原ビーチは海も砂浜も綺麗すぎて、貝殻はあんまり打ち上がってなかった。(それとも、先客の方に拾われてしまった?)のですが、砂浜には細い軽石の打ち上げラインがあって…
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…そこにシラタマガイも混じって打ち上がってました。軽石とシラタマガイが同程度の重さ(軽さ)だからですかね?
だから、軽石ラインに這いつくばって探すと、シラタマガイがポツポツ拾えて、
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シラタマガイが20粒ほど拾えました~😃

打田原ビーチ 2/3ぐらいの所まで来ましたが、この先もシラタマガイしかなさそうで、シラタマガイ拾いは地味~で根気がいるから、もう終わりにして次に行きましょう。

崎原(さきばる)ビーチ
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打田原ビーチから崎原ビーチは車で4分(道は狭い)
コバルトブルーの海と、白い砂浜に細い軽石の打ち上げラインは打田原ビーチと同じ。だから、軽石の打ち上げラインを探すとシラタマガイはあるんですけど、その他は~

コーヒーマメウニ(マメウニ科)
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カイコガイ(ブドウガイ科)
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▽この貝殻は何でしょうね?
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Googleレンズで🔍したら「サンゴヤドリ属」(アッキガイ科)と出てきて、似てはいるのですが、摩耗した貝殻画像は無いから💧
あ、ミヤコボラ(オキニシ科)も近いような気がする。これも摩耗した画像は無い💧

さて、次に行きましょう。
え~ 今回は4回目の奄美ですが、まだ行ってない海岸はたくさんある。Googleマップで航空写真を拡大して 砂浜の海岸を探しては候補地にリストアップして~ できた海岸巡りのプランが…
名瀬→かがんばなトンネル渡連(どれん)キャンプ場鯨浜打田原(うったばる)ビーチ崎原(さきばる)ビーチ楠野海岸佐仁海岸夢をかなえるカメさん用海岸土盛海岸→名瀬
…という意欲的なプラン😅
でも、貝殻拾いとしてはたいした成果がなかったけど💧 1日かけて巡った海岸のトピックを…

鯨浜
鯨浜 | 龍郷町 観光ガイドブック 特設サイト には美しい海岸の画像が載っている。
安木屋場(あんきゃば)トンネル近くの駐車スペースに車をとめて、鯨浜を目指して歩いて行くと・・・

▽昨日の雨で道が小川になっていて💧
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▽大きな水溜りができていた💧💧
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この水溜りをジャブジャブ渡っていくことはできないので、美しい砂浜は見られず😢

渡連(どれん)キャンプ場 近くの海岸
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奄美大島の西側・日本海側の海岸は大陸からの漂着物が多いですね~
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カエル浮き
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比較的小さくて(20cmぐらい)付着物も無かったので、お持ち帰り😃

ナガウニ(ナガウニ科)
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棘もアリストテレスの提灯も残ってる。なかなか良い状態のウニ殻
ナガウニのアリストテレスの提灯の画像は⇒アリストテレスの提灯|UNI CLUB

オオベッコウガサ(ヨメガカサガイ科)
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めいっぱい擦れていたので、太陽にかざしてみた☀
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ふと思ったんですけど、中くり抜いたら「貝輪」になりませんかね? 腕にはめられるほど大きくありませんが、アクセサリーにはなるかも😊

かがんばなトンネル
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29mの短いトンネルで東西を向いているので、春分の日及び秋分の日前後の数日間 トンネルに夕日が入る神秘的な景色を見ることができるそうです。⇒「かがんばなトンネル」で画像検索
※9時に電話連絡する用事があって電話をかけようとしたのですが、電話がかからない。なんで?
スマホのインジケータを見ると… 電波が届いてない💧 そんな場所でした。

用海岸
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ナガウニ(ナガウニ科)
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これまた棘付きで、棘の色もきれいです。
「ナガウニ 殻 棘」の画像検索結果から緑色の棘を探していたら、
【ナガウニ飼育】サンゴ礁で大事な役割を果たしているウニ!|水槽レンタル神奈川 マリブ【海水専門】メンテナンス
ナガウニはサンゴに穴を掘って、ナガウニがいなくなった後 その穴が他の生き物の住処になり、種の多様性を増やす役割を果たしているんですって!👈ナガウニくんを見直しました😊
※そういえば、キツツキの空けた穴も他の生き物の住処になるんですよね。
ところで、ナガウニが掘った穴ってどんなの?
こちらに画像がありました。⇒謎の穴だらけ!リフトアップ 石垣島 エコツアー OpenPlace2

イトカケシロネズミ(シロネズミガイ科)
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私は👆これを「フレンチクルーラー」と呼んでいます😃

▽この貝殻は~(同定中)
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奄美大島 東北部の海岸を巡って「ここは拾える!」という新たな海岸は見つからなかったので、結局最後は
土盛海岸1日目2日目、3日連続😅)
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昨日は雨でしたが、今日は晴れているので
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波紋/風紋の光の煌めきが美しい✨

▽まだ残る軽石
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2021年は軽石の大量漂着に遭遇しましたが、まだ残ってるんですね。
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福徳岡ノ場から漂着したチョコチップクッキーみたいな軽石
そして、
▽軽石からも海浜植物が芽を出していました。
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海浜植物といえば、
ツキイゲも健在
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2021年10月には風で転がる丸いトゲトゲ【ツキイゲ】の実で遊びましたが、2月にもなると形は保っていますが、持ち上げようとすると(のぎ)がバラバラになってしまいました。

ナガウニ
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この日拾ったウニ殻はナガウニばかりですね。

フデガイ科の~ 何でしょう?(同定中)コメントにて「クリイロフデ」と教えていただきました😊
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カゲロウガイ(ハボウキガイ科)
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「カゲロウガイ」で検索すると…約 258 件のレアものです!
最後に良いもの拾えました😊



さて、名瀬のホテルウェストコート奄美Ⅱに帰りましょう。
今日も一日海岸巡りの運転をしてくれたお友達と「お疲れさま~🍻」は、昨日と同じ島の居酒屋むちゃかなで😃
この日飲んだ黒糖焼酎は…
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奄美夢幻』30度 奄美大島酒造
太鼓の黒うさぎ』25度 弥生焼酎醸造所

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加那』30度 西平酒造
浜千鳥の詩 原酒』38度 奄美大島酒造

ブログ書いていて認識を新たにしたのですが、この日は黒糖焼酎を2杯ずつ飲んでたんですね~ 2杯目が記憶に無かった😅
楽しい貝殻拾いの副作用ということで😋

2023年2月 6日 (月)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023(2日目)雨の土盛海岸でオカヤドカリ かわいい~

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冬の奄美の天気は…『強い北風が吹き雨や曇りの日が多く』…天気がよくないんだ~と、行って知った💧 旅に出る1週間ぐらい前から tenki.jpで奄美の1時間天気をチェックしていたんですが、毎日☁☔マーク。え~😢 でも天気予報は刻々と変わるから。私は「雨女」を返上したし、きっと晴れるよ☀と楽観していたら、☔マークはだんだん減ってきた🙂 でも2日目の☔マークだけは消えない。予報精度は日が近づくほど高くなるから、2日目の☔はほぼ確実💧 でも、雨が降っても貝殻拾いはするゾ!

朝6時、外はまだ暗い(日の出は7時過ぎ)
雨は? ポツポツ降ってる💧 でも、これくらいならウィンドブレーカーを着て貝殻拾いできます!
外を歩けるほどに明るくなってきた7時にロッジを出て…

朝の土盛海岸
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貝殻探しを始めると…
あ! 貝殻が動いてる~
ヤドカリさんでした。
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このヤドカリさんは何ヤドカリでしょうね?
Googleレンズで🔍すると…
オカヤドカリのようです。
オカヤドカリを写真に撮って大きな画像で見たから気づいたのですが、オカヤドカリの目って縦長なんですね。👈ここがちょっとカワイイ😃
ところで、ヤドカリの目は複眼なんでしょうか? ヤドカリ⇒十脚目(エビ・カニの仲間)⇒甲殻類節足動物 で、昆虫も節足動物だから~ ヤドカリの目は複眼なのでしょうね。
こちらの記事に⇒カニの目について、真剣に掘ってみた。カニには世界がどのように見えている!?
『ヤドカリ・カニ・エビ達の目は昆虫と同じ複眼!』とあり、
『トンボの複眼数は20,000個、蟹は2,000個前後』へ~、トンボに比べるとずいぶん解像度が低いのですね。

▼またオカヤドカリ
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最初のオカヤドカリと比べると色が違いますが、形はオカヤドカリですよね?
最初のオカヤドカリは薄く紫色でしたが、もしかしてムラサキオカヤドカリの幼体
ムラサキオカヤドカリは天然記念物として有名?みたいですが、オカヤドカリ - Wikipedia によりますと『日本に生息するオカヤドカリ全種が、国の天然記念物に指定されている。』ので、今見たヤドカリさんは天然記念物ですね😊
ところが「オカヤドカリ」で検索すると、普通にペットショップで売ってます。その辺の事情は オカヤドカリ - Wikipediaの「天然記念物の指定」に書かれています。これと同じ内容が(もう少し読みやすく)こちらにも書かれています。⇒天然記念物のオカヤドカリ|みなみのひげ
オカヤドカリは天然記念物であるのにもかかわらず飼育することができますが、指定業者だけが捕獲することができ、旅行者が砂浜からオカヤドカリを直接採取してしまうと、これは法律(文化財保護法)に反する行為となりますので捕っちゃダメですよ。ところが、空の貝殻を拾ったつもりが中にヤドカリさんがいた~(拾った貝殻を洗って干しておくと、夜中にカサカサ音がする~💧)ということがありますので(それがオカヤドカリだと法律違反になってしまいますので)拾った貝殻の中にヤドカリさんがいないことを必ずチェックしましょね😅

※オカヤドカリを検索していて知ったんですけど、ヤドカリさんの引っ越し用貝殻を売ってるんですね!
それと、ヤドカリはガラスの貝殻でもサイズが合えばお住まいするんですね!
中身丸見え!透明ヤドカリ|すさみ町立エビとカニの水族館

これ、面白い😃
エビ・カニ・ヤドカリは十脚目で、10脚の内の2脚はハサミ(鉗脚)で、あと4脚は歩くのに使い、残りの4脚はお体の手入れとか貝殻を支えたりしているんですね~
すさみ町立エビとカニの水族館で他にも面白い動画は… ヤドカリの卵 👈ヤドカリのお母さんが卵たちにフレーフレーって応援してます😊 じゃなくて、卵に酸素がいきわたるように振っているのだと思います。

ヤクシマダカラ(タカラガイ科)
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ツルピカ✨に見えるのは濡れてるから💧
周りにはハナマルユキがころころ
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殻口側だけ見れば、なかなか良い状態😅

アミメダカラ(タカラガイ科)
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…と、貝殻拾いをしていたら、海岸の漂着ゴミを拾い集めながら歩いてくる女性がいた。「おはようございます😊」と挨拶すると、「貝殻拾いをしているの? だったら、これあげる。」と、ポケットとの中から(たぶん漂着ゴミを拾い集めながら拾ったのであろう)貝殻、サンゴ、ヤギなどをごそっといただきました。ありがとうございます😊
ちょっとお話すると「妹と二人で毎朝ここのゴミ拾いをしているのよ。365日を目指しているんだけど…」それはスゴイ! 台風の日とかもあるから365日は難しいでしょうが、こういう方がいるから美しい土盛海岸が保たれているのですね。ありがとうございます!m(_ _)m

チドリダカラ(タカラガイ科)
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背面に斑紋(焦げ目)が無いから、コゲチドリダカラではなく、チドリダカラかな😅

時刻は8時。朝めし前の貝殻拾いはここまで。
レスト&ロッジ翔に戻り奄美ごはんの朝食をいただきましょう😋
朝食をいただき、チェックアウトを済ませ、車に荷物を積んで、向かう先は… 200メートルほどしか離れていない土盛海岸の駐車場。
9:20 土盛海岸駐車場一番乗り~
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…って、雨天で土盛海岸に来る人なんて他にいないと思いますけど💧

▼朝7時と比べ、海岸はだいぶ明るくなってます。でも小雨降ってます💧
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朝食の前は「子抱岩」の辺りまで行ってますので、今度はその先へ。

カニさんがいたので写真を撮ろうと近づいたら…
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クワーッと脚と鉗脚と眼を上げて威嚇?してきた~
ごめんね驚かせて😅
このカニさんは何でしょうね?
Googleレンズで🔍すると…
ツノメガニのようです。
ツノメガニの画像検索結果を見ると、眼の上に長い突起があるのですが、このツノメガニの突起は短いです。
突起の短いツノメガニの画像が⇒ツノメガニ|そらいろネットにあって…
『成体のオスの眼の先端は、棒状の角が発達しています。メスでは、やや短くなります。』とのことで、ツノガニのメスのようです。
甲羅には👇こんな斑紋がありました。
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カザリカニモリ(オニノツノガイ科)
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カニモリガイ?と思ったけど、ちょっと違う気がしてGoogleレンズで検索したら、カザリカニモリのようです。

ナガシマヤタテ(フデガイ科)
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スイジガイ(ソデボラ科)
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スイジガイ(水字貝)の亜成貝なので、まだ「水」の字のような突起はありません。

キバタケ(タケノコガイ科)
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これはGoogleレンズで検索しても「これだ!」というのが出てこなかったので、「タケノコガイ科」で画像検索して~
ありました!
キバタケ(タケノコガイ科)|月刊 沖縄と貝 with 光
月刊 沖縄と貝 with 光 さんの貝殻画像はいつも綺麗ですね~😊

ウズラガイ(ヤツシロガイ科)の欠片💧
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ヤツシロガイ科は貝殻が薄いのでたいてい割れてます💧 あ~完全体を拾いたい。

シロマダライモ(イモガイ科)
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なんかイイもの拾えました😊
雨はもう小雨の域を超え、ウインドブレーカーじゃ厳しいから傘さして貝殻拾い💧
今回も貝殻拾いの旅のドライバーをしてくれるお友達は、雨天の貝殻拾いに備えてWORKMANのレインジャケットで「これ、なかなかイイわ~」と言ってたから、私も次回の雨天貝殻拾いに備えて買っておこうかな🧥

サバ系の…
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未だに サバダカラ、ホンサバダカラ、ニセサバダカラ の識別ができません。だから「サバ系」😅
いつものように 道草ネイチャーウォッチング:サバダカラの3種を並べた図を見て、ん~ ホンサバダカラですね。
ちなみに Googleレンズは何と答えるでしょう?・・・ あれ、ハナマルユキ💧 サバ系は一つも出てきませんでした。
そして「見た目で一致」には、チベット密教の天珠が出てきた😅

▼また変なカニさん
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眼から長い突起が出てます。ということは、先ほど調べたツノメガニのオスですね。
「ツノメガニ」の画像検索結果には角目(ツノメ)を立てた画像が多いのですが、角目をしまうと👇こうなるんですね😃
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なんと収納上手!
そして👇赤〇のところが目のように見えますが、そこは眼柄を動かす関節みたいなもので、複眼は青〇のところなんですね。
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※こちらのツノメガニさんはお亡くなりになって浜に打ち上げられていました。

▼このカニさんは?
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またまたGoogleレンズで🔍すると…
ツノクリガニさんこんにちは|沼津港深海水族館の画像が近いようで、ちょっと違う。
「ツノクリガニ」で画像検索しても同じ画像は出てこない。そもそも色は白くないし。あ、もしかして、これは脱皮殻
クリガニ科のカニらしい。というところまで分ったので、次のカニさんへ…

いつの間にやらカニさんシリーズになってますが、次はこの日最大のヒット作!
アカモンガニ~の甲羅
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何これ!何これ!🤣 科学教室で子供たちに見せたら絶対ウケる~🤣🤣
大きな甲羅に赤褐色の丸い紋が3つ並んでいるという大胆なデザイン!😃
●●2つなら目のように見えて擬態/威嚇の効果があるかも?ですが、3つでは? これは「眼状紋」なのでしょうか?
本来の眼は👇こちらに(甲羅の中に収納されてます)
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このカニの名前は、甲羅の画像をツイートしたら、なべさんより「アカモンガニ」とコメントもらいました。

そして、昨日の魚の干物(サザナミヤッコ)に引き続き2匹目の干物
スズメダイの干物
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干物状態だったのですが、雨に濡れて戻りかけてる?💧

ウスイロナツモモ(ニシキウズガイ科)
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そして見つけたこの日の逸品!
ゴマフダカラ(タカラガイ科)
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ついに見つけた!ゴマフダカラ~😃だったのに・・・洗っているときに紛失してしまったようです。いくら探しても見つからない😢

時刻は12:30 午後から雨が本降りになる予報なので、そろそろあがりましょう。
▽朝は波がかかっていた子抱岩も
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▽昼には波が引いてました。
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子抱岩のベレー帽みたいな岩も雨に濡れてます。

駐車場の車に戻ってきたら、雨も本降りになってきました。今日はもう貝殻拾いはできそうにないから~
ビッグⅡでお土産みて、今日の宿 名瀬の ホテルウェストコート奄美Ⅱに行きましょう。
15:30ごろチェックインし、お疲れさま~🍻するには早いので、今日拾った貝殻を洗って並べます。
▼雨の土盛海岸で拾った貝殻(2人前)
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雨でも貝殻いっぱい拾える土盛海岸はやっぱり楽しい😃



さて、貝殻も洗ったし、お疲れさま~🍻しましょうか😊
え~ 1泊目の宿はちょっと奮発して土盛海岸すぐそばのレスト&ロッジ翔にしましたが、Peachのセールでリーズナブルな旅をしている私たちはリゾートホテルに連泊は厳しいので、2泊目・3泊目は名瀬のホテル。名瀬のホテルの良い所は、居酒屋が近い!ってこと。
貝殻拾いの旅のときだけレンタカーを運転するお友達は、今日は雨の中の運転で緊張していたので「お疲れさま~🍻」でねぎらいましょう。
今日のお疲れさま~🍻の居酒屋は、前回の旅でお気に入りとなった 島の居酒屋むちゃかな
あ~ そうだ。「むちゃかな」という名前…「無茶かな?」ではないと思うので🔍しておきましょうね。
島唄に残る伝説の美女「むちゃ加那」の碑を訪ねて、限界集落「青久」へ|奄美大島の観光情報メディア あまみっけ
「むちゃ加那」は、その美貌のために悲しい運命をたどったのですね~

奄美での🍻は、まずはOrionビール、そして黒糖焼酎、つまみは「トビンニャ」が定番😊

トビンニャを食べるときは貝としてのマガキガイを観察します。
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トビンニャの爪をつまんで、そ~っと回転させながら、身を取り出すと~
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軟体部は1周分ぐらいしかないのですね。
そして👇マガキガイの口と目
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こんな風になってたのか~ と観察したあとは、パクッと食べます😋

この日の焼酎は…
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RURIKAKESU RUM』40度 高岡醸造
珊瑚』30度 西平酒造
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琥珀色の方が『RURIKAKESU RUM』で、徳之島で作られているラム酒です。一口飲むと「ふわぁ~😊」と、ちょっとビックリ! たまにこういうお酒を味わうのも楽しいですね😊

さて、今日は雨の一日でしたが、明日は晴れ予報です。名瀬から北東方向へ、奄美大島の西側(日本海側)の海岸を巡る予定です。

2023年2月 5日 (日)

奄美大島 貝殻拾いの旅2023(1日目)あやまる岬~土盛海岸

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奄美大島 貝殻拾いの旅に、2019年2020年2021年と行き、2022年は石垣島へ。南の島は三浦・房総で拾える貝殻とは違ったものが拾えるので楽しい😃 今年は2/5(日)~9(木)の5日間、奄美大島に貝殻拾いの旅に行ってきました~
まずは1日目、空港から近いあやまる岬土盛(ともり)海岸で拾った貝殻です。

13:30 あやまる岬 着
ところで「あやまる」は「謝る」や「誤る」でないとは思うのですが、「あやまる」の由来は何でしょうね?
奄美4回目にして「あやまる岬 由来」で検索すると…
『岬一帯の地形が“アヤに織られた手鞠”に似ていることから』だそうですが、綾織りの手鞠って、どういう地形? イメージがわかない💧
👇こちらの記事の画像を見て…
奄美探訪記と大島紬 6 大パノラマ、あやまる岬。|枡屋儀兵衛
あ~ そういう感じですか😃

あやまる岬と土盛海岸、どちらが貝殻が拾えるかというと(これまでの私の実績では)だんぜん土盛海岸です。でも貝殻拾いは「歩いてなんぼ」なので、あやまる岬 海水プール駐車場に車をとめて、海岸を歩きます。
あやまる岬 海水プールには子ども連れで来ている人が多いので、このあたりには貝殻はほとんどありません。
最初に見つけたのは…

ハクセキレイ
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あ~ 貝殻拾いログの最初がバードウォッチングになってしまいました😅
では、貝殻を…

キバアマガイ(アマオブネガイ科)
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これを拾った近くの岩のすき間には…
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キバアマガイが、じっと潮が満ちてくるのを待ってました。

アヤメダカラ(タカラガイ科)
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また、
キバアマガイ(奥の小さいの)と…
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手前の大きいのはアマオブネガイ科の~
ニシキアマオブネ
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カエル浮き
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小さくて状態の良いカエル浮きがあったら持ち帰りたいのですが、これは大きくて状態がよくないのでパス💧

また、
カエル浮き
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これは、さらに大きく、摩耗も激しく、
▽カエルの目にはエボシガイが付着していたのでパス💧
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ミミズガイの塊
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サメザラ(ニッコウガイ科)
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キレイにしたら👆これでワサビをすりおろせますかね?

リュウキュウマスオ(シオサザナミ科)
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合弁だったけど、離れてしまった💧

そして、次に見つけたものが、この日のヒット作!
魚の干物~😃
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何これ!何これ!面白い~
打ち上げられた魚が乾燥して干物状態になってますよ🤣
Googleレンズで🔍すると…
サザナミヤッコと出てきました。しかも幼魚で、成長すると「さざ波」模様はなくなり全く別の模様になってしまうんですって!
あら~ サザナミヤッコの一番カワイイときに打ち上げられてしまったのね。でも、いいぐあいに標本状態になっているので、私が科学教室で子供たちに見せてあげることができます😊

キイロダカラ(タカラガイ科)
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打ち上がっているキイロダカラは摩耗して黄色くないので、殻口側だけ撮ってます😅

クチムラサキダカラ(タカラガイ科)
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これまた背側は摩耗してお見せするほどのものではなかったので、殻口側だけ撮ってます😅
殻口歯列が紫色なので、口紫宝(クチムラサキダカラ)です。

タルダカラ(タカラガイ科)
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これまた摩耗して穴が開いていたのですが、同定のため背側の画像も載せてます😅

アミメダカラ(タカラガイ科)
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かなり摩耗して擦れ擦れですが、私にはレアものなので載せてます😅

クダサンゴ(クダサンゴ科)の骨格のかけら
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かけらですけどレアものです! 美しいクダサンゴの骨格の画像は👇こちらで…
【クダサンゴ】紅いパイプオルガンの造形美

アンボイナ(イモガイ科)
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猛毒をもつことで有名なイモガイ アンボイナです。でも、貝殻だけなら毒はありません。しかも…
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割れていたので、軟体部の毒針が無いのは明らか。
でも、殻頂部はキレイに残っているので(割れたところを見えないようにすれば)標本として使えます😅
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トガリシラナミ(ザルガイ科シャコガイ亜科)
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合弁です。
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「シャコガイ シラナミ」で検索すると、
同種として扱われていたシラナミ類2種について|沖縄県[PDF] が出てきまして、これ(シラナミの漁業資源生物学的研究)という論文ですので、もう少し分りやすく解説しているこちらの記事…
「シラナミ」実は2種類だった|QAB NEWS Headline
『リーフ上に生息するシラナミは貝のふちが鋭く尖っていることから「トガリシラナミ」と名づけられ、リーフの外の「シラナミ」と区別されることになりました。』とのことで、
トガリシラナミ | 市場魚貝類図鑑 によりますと、
『シラナミに似ているがSH(殻高)が低く放射肋も多い。』ということで、私が拾ったのは「トガリシラナミ」ですね。
それと、検索して出てきたこちらの記事の『シャコガイと共生藻(きょうせいそう)』のお話も分りやすくて面白いです。
沖縄には6種類のシャコガイが生息しています|沖縄県[PDF]

ナガウニ(ナガウニ科)
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小さくて、状態はイマイチですが。

リュウキュウマスオ(シオサザナミ科)
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今度はシッカリ合弁です✌
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紫色と細かい放射肋がちょっといいね!と思うので、多めに画像を載せてます🙂

イボダカラ(タカラガイ科)
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イボの状態もまずまず🙂

▼(なんたら)マイマイ~
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私がパッと見て分るマイマイは「ミスジマイマイ」だけなので、
「奄美大島 マイマイ」で画像検索してみると、
オオシママイマイ かな?

▼擦れ擦れキイロダカラ
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キイロダカラは奄美でよく拾えるタカラガイですが、そのほとんどが摩耗して黄色じゃなくて紫色💧
99%は摩耗している感じなので、100個拾って1個ぐらいツルピカ✨キイロがあるかな~って感じ。
上の3つのキイロダカラの内、真ん中のはかろうじて薄黄色ですが、擦れ擦れです💧

ホソズジイナミガイ(マルスダレガイ科)
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※関連記事【アラスジケマンガイ】は【ホソスジイナミガイ】の シノニム(異名)

▼この貝殻は何でしょう?(同定中)
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アカイガレイシガイ(アッキガイ科)
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チヒロガイ(イタヤガイ科)
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ムラサキイガレイシ(アッキガイ科)
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この貝殻も奄美では定番ですね~
それと、バックは軽石です。2021年に福徳岡ノ場から大量漂着した軽石がまだ砂浜に残っていました。

さて、あやまる岬からだいぶ歩いてきました。この先は土盛海岸だよね?という所まで来てしまったので、引き返して車で土盛海岸に移動しましょう。
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今回の旅の1日目の宿は『レスト&ロッジ翔』土盛海岸が目の前の宿です。
これまでの奄美の旅では名瀬のホテルに泊まっていたのですが、1回ぐらいは土盛海岸すぐそばの宿に泊まりたいよね😊ということで…
16:30 レスト&ロッジ翔にチェックイン

▼レスト&ロッジ翔のロッジの2階から
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海が見える~😃
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左奥があやまる岬です。あ~!あの こんもり丸い地形とそこに生える木々のパターンが『綾織りの手鞠』で「あやまる」なの?
それより、日没まであまり時間がありません。早く海岸に行きましょう!
ロッジから海に向かうと…

▼アダンの木の向こうに青い海が広がってる~
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▼土盛海岸~
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もう日が傾いて砂浜が影になってしまってます。
そして人が5人もいて、砂浜をあそこまで歩いて行ってます。ビーチコーミングしてるのかな?
これまで土盛海岸で何時間も貝殻拾いをしていて分ったことは… 土盛海岸に来た人は、駐車場から海岸に出たところ(今私が立っているあたり)でコバルトブルーの海を眺め、写真を撮って、10分ほどで帰ってしまう人がほとんど。あそこまで砂浜を歩いている人たちは珍しい? そんなこと言ったら土盛海岸で何時間も貝殻拾いしている私なんて希少種ですかね😅
あ、それより日没まで1時間ほどしかないから、あの日のさしている砂浜の方に行きましょう。
そして見つけた…

ハナマルユキ(タカラガイ科)
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ハナマルユキはキイロダカラと並んで奄美では普通に拾えるタカラガイの定番ですが、あれ、今回初ハナマルユキ?

ナガウニ(ナガウニ科)
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棘付きで、頂上系も残っています。なかなか良品😊

ヤクシマダカラ(タカラガイ科)
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奄美で拾える大き目のタカラガイは、たいていコレ(ヤクシマダカラ)です。そして、たいてい擦れてます。

コゲチドリダカラ(タカラガイ科)
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イボダカラ(タカラガイ科)
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あ~日が傾いて、イボダカラの半面にしか日が当たっていません。17:26
貝殻を探すには明るさが足りないよ~ と思っていたら…

▼土盛海岸の日没 17:43
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あら~ 今日はここまでですね。ロッジに戻りましょう。と歩きつつ…

イボアナゴイボアナゴウ(ミミガイ科)
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砂浜を歩きつつ振り向けば…
▼満月だ~
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夕日が赤いのと同じ理由で、登ったばかりの満月はオレンジ色してます。⇒なぜ?|国立天文台
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さぁ、宿に戻って、お疲れさま~🍻しましょ😊
7時に成田エクスプレスの中で駅弁食べたあとは何も食べてないから、グルメ写真を撮るより「お疲れさま~🍻😃」
お腹も落ち着いたところで追加で注文したもう一品
トビンニャ
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このトビンニャ(マガキガイ)は宿のお兄さんがとってきたもので「トビンニャはとってきたところの海水でないと爪を出さないので、海水も一緒にとってくる」そうで、それは是非とも食べてみなければ!と、
▼トビンニャの爪をつまんで、そ~っと回転させながら、身を出しました~
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おいしい😋
レスト&ロッジ翔のグルメ画像はこちらでどうぞ⇒奄美ごはん
※関連記事 タモリ倶楽部『ぬきもちいい貝決定戦』チャンバラ貝=トビンニャ=マガキガイは堂々の2位🥈

さて、明日は夜明けとともに貝殻拾いです😃 でも天気は☔予報😢
奄美大島 貝殻拾いの旅2023(2日目)雨の土盛海岸

2023年1月 3日 (火)

増穂浦と若狭和田で拾った【ベニガイ】96個

今年のお正月ブログは「並べる」シリーズで😅
能登千里浜で拾った桜貝【カバザクラ】1600個のグラデーション
能登千里浜で拾ったウニ殻【ハスノハカシパン】211個
に続き、増穂浦と若狭和田で拾った【ベニガイ】96個です😃
(4日目)若狭和田(5日目)若狭和田 で拾ったベニガイ(44個)
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合弁のベニガイが1つだけあって、これが❤型なのがチャームポイント😊

(3日目)増穂浦で拾ったベニガイ(52個)
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左側はベニガイの欠片(かけら)です😅
なぜベニガイの欠片も拾っているかと言うと~ それは(3日目)増穂浦の記事をご覧ください。

これらを合わせて、
北陸 貝殻拾いの旅2022 で拾った【ベニガイ】96個
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並べると いっぱい!あるように見えますが、100円ショップの(内径 4.5cm、深さ 3.5cm)のガラス瓶に全部入ってしまった😅
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👆これでは感動がないので、
👇紅色鮮やかなのを選抜して丸く並べて見た😊
Benigai221122c



ベニガイ」の説明は…
まだ、Wikipediaには無いのですね。では…
ベニガイとは - コトバンク
ニッコウガイ科
学名:Pharaonella sieboldii
BISMaL
GBIF
GBIFの座標ありのレコードを見ると、ベニガイは主に日本近海に生息しているみたい。

より以前の記事一覧

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