8/18(土)神奈川県大和市の文化創造拠点シリウスにて、
夏のおもしろ科学館2018が開催されました。
「あうるの森」は、これに『たまごの謎を探る~卵殻の標本作り~』で出展してきました。
「卵殻の標本」を作るのに色々な鳥の卵を丸々1個ずつなんてことできませんから、「かけら」ですけど…
ダチョウ、エミュー、ニワトリ、ウズラの4種の卵殻標本です。
ニワトリは白玉、赤玉、そして薄緑色のアロウカナの三色
ダチョウとエミューの卵殻が「かけら」とはいえ、レアものでしょ(^o^;
さらに裏側には…
「恋のお守り」エミューの羽もつけちゃう(^o^)v
この標本作りをきっかけに、「たまご」や「鳥」に興味を持ってもらい、「たまごの謎」…不思議、面白さを伝えることがこの出展の目的なので、ダチョウの卵、エミューの卵も展示しました。みんなたいてい「本物?」と聞くので、「本物だよ。本物だから触ってみてね~」
さらに、鳥の羽根も展示しました。フクロウ、カラス、トンビ、ダチョウ、エミュー
意外とこれがウケました(^o^)
カラスの羽を手に取って振る/扇ぐ子もいるけど、見てるだけの子には「この羽根を持って振ってごらん。・・・ 風がおきたよね? じゃぁ、こっち(ダチョウの羽)を振ってみて。・・・風はおきたかな?」→「おきなかった」→「はい、ここで注目してほしいのは、こっち側(フクロウ、カラス、トンビ)は飛ぶ鳥の羽なんです。でもダチョウは飛べない鳥なので、こんな羽なんです。」→「あ!そうか~(*゚o゚*)」というリアクションはお母さんたちの方が大きかった。
それと、ダチョウの羽の「ふわふわ~」は、子供たちと、お母さんたちに大好評でした(^o^)
卵と羽の実物を触って、標本作りを待つ間は… たまごの謎/不思議/面白さのお話。
その中の一つ…
『ダチョウの卵は、鳥の卵の中では最大!
でも、体の大きさの割りには小さな卵』 ということと、
『ダチョウは世界最大の鳥。頭高 2.4メートル 以上になる。』 ということをお話しただけでは(たぶん)すぐに忘れられてしまうので、それを強く印象付け、体験として覚えてもらうために用意したのが、ダチョウの等身大画像!
記念撮影 どうぞ(^o^) と、記念撮影するときはダチョウの卵も持って撮影。
(ブログに載せられる、ダチョウの卵を持ってピース写真は無いんです。)
大和市・夏のおもしろ科学館2018 の受付人数は414人。
卵殻の標本作りをしていった人は136人。
作成に一人10分ぐらいかかり、作り方指導4人、10:00~15:30の出展で、対応想定人数は120人。ほぼ想定通りにできました。
今回の出展でも主催者の大和市教育研究所にお願いして、お手伝いのスタッフ4人(小学校の先生1人、和光大学の学生3人)に参加していただきました。学生さんたちは学校の先生を目指しているのでしょうね。子供たちへの対応が上手でした。ただ作り方を教えるだけじゃないんです。子供たちとさりげない会話をしながら、子供たちの興味を引き出していくの、うまいわ~ と感心しちゃった。「あうるの森」で大和市おもしろ科学館に出展するのはこれで3回目となりましたが、毎回スタッフの皆さんのおかげで、とても良い出展ができてます。皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m
鳥の卵と体の大きさ比べの出典は 『ネイチャー・ハンドブック 世界の「鳥の卵」図鑑』です。
卵の写真は実物大で、「鳥と卵の大きさの比率」の図が全ての卵に掲載されています。
たとえば、ダチョウのページ…
その上に、ダチョウの卵を置いてみる…
ほぼ実物大だ~!ちょっとはみ出してますけど。
ダチョウの卵の大きさは『127~175×111~145mm』で、このページの卵は130mm。
本の1ページに収まる小さめのダチョウの卵を載せてるんですね。
「たまご」を科学イベントのネタにしたら面白いんじゃない!?と思ったのは…
『ゲッチョ先生の卵探検記』を読んだら面白かったから(^o^)
去年、夏のおもしろ科学館2017では開場と同時に子供たちがわんさか来たんですが、
今年、夏のおもしろ科学館2018では「あれ~?今年はちょっと少ないね~」という状態で、「あうるの森」への一番客は子どもではなく、大人!「あら~!朝一番で来てくれたんだ~(^o^)」と、その熱心な人は… 科学の本の読み聞かせの会「ほんとほんと」の藤田さん。
「卵殻の標本作り」 もしよかったら広めてくださいな(^o^)
あ、最近のブログは貝殻ばかりで木の実が少ないのがちょっと寂しいとのコメントもいただきました(汗;)
冬のおもしろ科学館は「木の実」か「タネ」になると思いますから。今から「冬のおもしろ科学館」にも出展する気満々です(^o^)
あ~そうそう!ダチョウの卵を割って使うというアイディアは、こちらから…
⇒ダチョウのたまごを体験しよう!~かがく縁日パートⅨ~|サイエンスアゴラ 科学読物研究会
※ところで、イベントの記録って(私を含めて)月/日は記さているんですけど、年は記されていないことが多いのですよね~
すると、何年か後に「ダチョウのタマゴ」はいつやってたんだっけ~?と調べても何年か?分からないんですよね~(^^;
記事を書いてるときは「月/日」だけ伝えれば十分と思うのですが、数年後にその記事を見ると(記事の発行年月日が記されていない場合は)「何年にやったの?」と分からないことが多いですね~(^^;
※大和市教育研究所から「夏のおもしろ科学館2018」参加者アンケート抜粋が届きました。その中から『たまごの謎を探る』の感想を3件ほど転記しておきます。
●卵の標本づくりが一番楽しかったです。また来たいと思いました。
●卵の謎がよくわかりました。おばあちゃんもすごく楽しそうでした。←それは良かったです(^o^) 色々質問してきたあのおばあちゃんかな?と思ったり。
『孫と一緒に科学を楽しむ』イイですよね~(=^ェ^=)
●卵の大きさを比べて、違いがよく分かりました。同じ鳥が住んでいても、色が違うことに驚きました。エミューの卵を見た時、最初アボガドの大きめのものだと思いました。来てよかったと思いました。
『アボカドの大きめのもの』にも見えるエミューの卵は…
青緑色の卵…エミューの卵
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※ダチョウに関する面白いネタ
⇒時速50キロ、ダチョウと自転車のチェイス|ナショジオ動画
⇒【ざんねんないきもの】ダチョウは脳みそが目玉より小さい|笑うメディア クレイジー
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