昆虫

2025年9月21日 (日)

【アカスジキンカメムシ】の終齢(5齢)幼虫@武蔵野公園

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久々に武蔵野公園をお散歩して
【ツルボ】にょきにょき~
【ツルタケ】にょきにょき~
と、観察を楽しんだあと、今年もトウカエデの実は豊作だね~と見ていたら…
あ!これは?
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Googleレンズで🔍すると…
アカスジキンカメムシの幼虫だ‼
あの「生きた宝石」の幼虫なんだ~
👉アカスジキンカメムシ|千葉県立中央博物館 生態園によりますと
『終齢幼虫(5齢)で越冬し、夏には美麗な成虫になります。』とのこと。
へ~この姿で越冬するんだ~
それと5齢で終齢幼虫だそうですが、1齢~4齢幼虫はどんな姿なの?
1齢幼虫👉虫ナビ
2齢・3齢幼虫👉amanaimages
4齢幼虫👉新・廿日市市の自然観察(昆虫)

ん~ 幼虫の間にこんなに見た目が変わったら、見つけたときに何の幼虫か変わりませんよね💧
カメムシみたいに幼虫の間に何度も脱皮する昆虫は他にもいるの?
「昆虫 幼虫 脱皮 回数」🔍したら…
『昆虫の幼虫の脱皮回数は種によって異なりますが、一般的には5〜7回程度で、各成長段階を「〇齢」と呼びます。』あら!そうだったの😲🐛

アカスジキンカメムシの幼虫 もっといないかな~?と探したら…
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…いた~!😃



※関連記事
2021/05/29 生きた宝石【アカスジキンカメムシ】…てくてく野川
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2021/09/18 アカスジキンカメムシの幼虫@武蔵野公園
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2023/05/24 野川に桑の実を採りに行って【アカスジキンカメムシ】と【クワキジラミ】みっけ!
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👆アカスジキンカメムシの幼虫、私すでに見てたんですね。でも、4年前に1回見ただけだから忘れてた😅

2025年7月 2日 (水)

蓼食う虫も好きずき【モンシロナガカメムシ】【ホソハリカメムシ】【セマダラコガネ】@野川公園

野川公園で【タケニグサ】の花に【クマバチ】ブンブンしていたすぐそばに、タデ(蓼)が群生していて、そこに私がこれまでに見たことのない昆虫が色々いた~😃
(以下、昆虫の名前はGoogleレンズで🔍した結果です。確認のため和名は画像検索結果へリンクしてます🐞)

モンシロナガカメムシ(紋白長亀虫)ナガカメムシ科
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名前の通り、白い紋があって、体が長いですね。

👉モンシロナガカメムシ|虫ナビ によりますと
『同属の仲間とは、本種の小楯板がすべて黒色であることと、触角の第4節の基部が黄白色であることなどで区別できる。』とのことで…(復習🔍)
小楯板(しょうじゅんばん)とは、昆虫の胸部にある構造で、特に甲虫やカメムシなどの翅(はね)の基部に見られる小さな三角形の板
・触角の第4節👈どっちから数えるの?
『触角の基部から先端に向かって数えるのが一般的です』やっぱり、そうか😅
そして「触角の第4節の基部が黄白色」ですね。
「モンシロナガカメムシ」と同定できました😊

ホソハリカメムシ(細針亀虫)ヘリカメムシ科
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👉ホソハリカメムシ|虫ナビ によりますと
『更にハリカメムシもいるが、この種は本種より幅広く、色が濃いとされている。』
で、ハリカメムシ ってどんなの?
👉ハリカメムシ|昆虫エクスプローラ
なるほど、ハリカメムシはホソハリカメムシより幅が広いね。そして色も濃い。
私が見たのは「ホソハリカメムシ」で間違いなそうです。
ところで、
ハリカメムシ(針亀虫)、
ホソハリカメムシ(細針亀虫)の「針」は『胸部左右が鋭く尖る』からなのでしょうね。

セマダラコガネ(背斑黄金)コガネムシ科
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👉セマダラコガネ|Wikipedia  によりますと
『小型のコガネムシ科の昆虫の1種。日本各地でごく普通種』へ~ 初めて見た。って、私が昆虫をまじまじ観察するようになったのは最近になってからですけど😅
『琉球列島以外の日本全土に分布し、日本固有種』へ~日本固有種なんですね。
『成虫も幼虫も植食性で農業害虫』あらら💧
『北アメリカに移入してオリエンタルビートルと呼ばれ、芝生の害虫として知られる。』
あ~! 農業害虫でも私の様な一般人が知らないのは、ふだん見かけないからですね。それに対し、広いお庭に緑の芝生が一般的?な北アメリカでは「芝生の害虫」としてよく見かけることがあるのかな?😅

👉セマダラコガネ|虫ナビ の画像を見ますと
『♂では触角の片状部が発達し、展開すると特徴的』あら、面白い触角。
ということは、私が見たのは触角がないから、♀なんですね。

これら3種の虫をタデ(蓼)の群生で見つけて「蓼食う虫も好きずき」だね~😃と思ったのですが…
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Googleレンズで🔍したら…「イヌタデ」だって💧

👉イヌタデ|Wikipedia
『和名はヤナギタデに対し、葉に辛味がなくて役に立たないという意味で「イヌタデ」と名付けられた。
赤い小さな花や果実を赤飯に見立て、別名アカノマンマともよばれる。』

👉ヤナギタデ|Wikipedia
『数多くあるタデの中で、全草に辛味があるのは本種だけである
「蓼食う虫も好きずき」という諺の語源である本種は、辛味のある葉が薬味として利用される。』

そうだったんだ~😅


イヌタデ|Wikipedia を最初読んだとき気づかなかったのですが『別名アカノマンマ』と記されてますね!
「アカマンマ」じゃなくて
「アカノマンマ」?
私が聞いたことあるのは「アカマンマ」
これ『赤い小さな花や果実を赤飯に見立て』た幼児語で「ご飯」は「まんま」だから、
赤飯 ⇒「赤まんま」と普通なるよね? 間に「の」を入れて
赤飯 ⇒「赤のまんま」ってなる?
あるとき誰かが「アカノマンマ」と書き間違い、それを引用…コピペ…で広まったとかいうことない?

俳句では「赤まんま」が季語なので、誰かがイヌタデを詠んだとき字足らずで「の」を入れた💧とか? 👈どう、この推理😅

それを検証する出典探しは大変なので、使用頻度🔍してみた
「イヌタデ アカマンマ」…約3,780件
「イヌタデ アカノマンマ」…約1,080件
👆
ほら、「アカマンマ」3倍😃



※関連記事
2024/08/17 【ホソヘリカメムシ】…アリに擬態、共生細菌で薬剤耐性、競争者とニッチ分割…すっごく面白い昆虫だ~‼
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2025年6月30日 (月)

【タケニグサ】の花に【クマバチ】ブンブン@野川公園

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久々に野川公園にお散歩に行ったら…
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このタケニグサ、草丈が高いね~!
2メートルは軽く超えてる。
タケニグサは茎の先端から 蕾、花、果実と順に成長し、全体的に円錐形で、こういうのを「円錐花序」と言うんですね。
で、この部分が「花茎」で『花茎(かけい)とは、植物において、葉をほとんどつけずに花だけを付ける茎のこと』。葉は花茎より下の茎についているんですね。
タケニグサの花茎をもっとよく見ようと近づいたら…
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ブンブンブン🐝ハチが飛ぶ🎶
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このハチは「マルハナバチ」かな?と撮ってるときは思ったんですが、ブログに載せるためにGoogleレンズで🔍したら…
クマバチ」と出てきた😅
マルハナバチとクマバチの違いって何?
『どちらもハナバチの仲間で、見た目が似ているため混同されやすいですが、いくつかの違いがあります。マルハナバチは全身が毛深く、特に腹部がモフモフしているのが特徴です。一方、クマバチは胸部が黄色く、腹部は黒色で、お腹の毛はマルハナバチほど多くありません。』
あ~ 腹部がモフモフしてなくて、胸部が黄色だからクマバチなんですね🐝

クマバチもマルハナバチもおとなしいハチなので(ハチとしては大型で、ブンブン飛んでますが)静かに見守っていれば大丈夫です🐝😊

あ、クマバチ観察ではなく、タケニグサ観察してたんでしたね。
タケニグサの花茎を上から撮っていくと…
▼蕾
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▼花
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タケニグサ|松江の花図鑑 によりますと
『花には花弁はなく多数の雄しべと雌しべ1個がある。萼は開花時に落ちる。』そうです。
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▼若い果実
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ところで「タケニグサ」(竹似草)という名前ですが…
👇竹に似てる? 似てないよね~💧
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「タケニグサ 和名の由来」で🔍すると…
『タケニグサの和名の由来には諸説ありますが、最も有力なのは、茎が中空で竹に似ていることから「竹似草(タケニグサ)」と名付けられたという説です。』
ん~🤔 植物観察するとき一般の人は茎を切って見たりしないから、もう少し外見からイメージできる和名を付けてほしかったな💧
タケニグサ|Wikipedia によりますと
『日本名は、果実の様子が、平たく薄い竹の葉のような形状で、竹に似ている様子から、竹似草』と、諸説ある中の別の説が記されています。

※ところで、Wikipediaの「タケニグサ」の記載が異様に長い!(2万字以上ある)誰がこんなの読むっていうの💧
『この記事には複数の問題があります』と先頭に出てきますが、その通りだと思います😅

2025年3月28日 (金)

【モンパノキ】の花に【アオヒメハナムグリ/オキナワコアオハナムグリ】@竹富島アイヤル浜

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2025/03/14 石垣島 貝殻拾いの旅(2日目)竹富島・アイヤル浜海浜植物観察🌿
砂浜を匍匐するキダチハマグルマなどにつづく低木は主にモンパノキムラサキ科キダチルリソウ属
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そのモンパノキの花を撮っていたら…
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…わ!甲虫がうじゃうじゃいる~😱
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…この甲虫に似たのを三戸浜でも見たことある。これはたぶん(なんちゃら)ハナムグリ
Googleレンズで🔍したら
アオヒメハナムグリオキナワコアオハナムグリ のどちらかです。🧐どっちでしょう?
👉オキナワコアオハナムグリ|南嶋から
『ネットで検索すると
アオヒメハナムグリ(八重山亜種) 別名オキナワコアオハナムグリ
南西諸島に生息するアオヒメハナムグリの八重山亜種という。』🤔ん~ どっちかわからないので、竹富島(沖縄県)にいたのだから「オキナワコアオハナムグリ」ってことにしておきます😅

以下(たぶん)オキナワコアオハナムグリの画像を並べておきますね。
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こんなに「うじゃうじゃ」してると、ちょっと食傷気味になりますね💧
私は海浜植物としてのモンパノキを観察していたので、
👇遠目に見ればモンパノキが花盛り~
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👆白い花に目を凝らして見てください。
緑色の点が、点々と・・・
そこにオキナワコアオハナムグリがいます!
どのくらい「うじゃうじゃ」してるかというと
👇こんなに~😱
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アオヒメハナムグリの学名 Gametis forticula
オキナワコアオハナムグリの学名 Gametis forticula ishigakiana
ishigakiana は「石垣島(ishigaki)の亜種(-ana)
ネットには「アオヒメハナムグリ(八重山亜種)」と出てくるけど、(石垣亜種)じゃないのはなぜ?
あ、八重山諸島には石垣島も含むのか! 「ishigakiana 八重山亜種」と記されている昆虫は他にいくつもある。
すると🤔「オキナワコアオハナムグリ」の「オキナワ」に違和感ありますね💧

GBIFGametis forticula (Janson, 1881) の分布を見ますと、南西諸島~台湾に分布していますね。
アオヒメハナムグリの八重山亜種は、島嶼では亜種が生じやすいからでしょうか?

2025年3月22日 (土)

【キダチハマグルマ】の花に【スジグロカバマダラ】@竹富島『蝶の道』の先のアイヤル浜

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2025/03/14 石垣島 貝殻拾いの旅(2日目)竹富島・アイヤル浜で、海浜植物【キダチハマグルマ】を見つけ、その写真を撮っていたら…
この🦋は何?
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野川で見たことあるツマグロヒョウモンに似てるけど「ヒョウ紋」じゃないね。
Googleレンズで🔍したら…
スジグロカバマダラタテハチョウ科マダラチョウ亜科)でした。

👉スジグロカバマダラ|ムシミル によりますと…
『オスもメスもとても似ているのですが、オスには性標と呼ばれる模様が入るので区別できます。オスだけ後ろの羽の真ん中くらいに丸い模様が入っています。』とのことで、
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これですね👇スジグロカバマダラ♂の性標
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植物観察をしているとちょいちょい昆虫(蝶🦋 蜂🐝 甲虫など)が花に訪れ、その写真を撮ってブログに書いていると、植物も昆虫もとにかく色々な角度から撮影しておかなくちゃ! そのときは分らなくても、後でブログに書くために画像トリミングして検索してると分ること(私にとっては新たな発見)があるのが楽しい😃
スジグロカバマダラ♂の性標が撮れていたのは、とにかく色々な角度から撮影しておいた結果「たまたま」だと思っていたんですが、『蝶は「アゲハ」とか、「タテハ」と言われるように翅を立てて止まる』ので、翅の裏側の方が撮りやすく、翅を広げた表側は「お~い、翅を広げてくれよ~」と待っていないと撮れない💧 だから、翅の裏側の性標は「たまたま」ではなく、普通に撮れるものなのでしょうね😅

それと👉蝶と蛾|蝶の調べ で知ったのですが
『蝶の触角は先端部がマッチ棒のように膨らんでおり… 蛾の触角は先端に行くにしたがって細くなって、細い毛で覆われていたり、櫛歯状になっているものも多く繊細に出来ています。』とのことで、そこを観察してみましょう🧐
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そして今知ったのですが、蛾の触角が櫛歯状になっているのはオスで、これはメスのフェロモンを感知するためなんですね!
あれ? 蝶のオスの性標はフェロモンを出すのですよね? オスがフェロモンを出してメスを誘うの? 蛾と逆なの?
「蝶 フェロモンを出すのはオス、メスどっち」で🔍したら…
『蛾の多くはメスがフェロモンを出すのに対し、蝶のフェロモンを出すのは、主にオスです。』へ~🦋
『蝶のフェロモンの主な役割は、メスの交尾行動を促すことです。オスは羽や腹部の器官からフェロモンを放出し、メスを誘引します。このフェロモンは、メスの交尾拒否行動を抑える効果があり、交尾を成功させるために重要な役割を果たしています。』
へ~!蝶のメスは「交尾拒否行動」をとることがあるんですね。
交尾拒否行動とは…
『メスの生物がオスからの求愛や交尾の試みを拒否する行動
交尾拒否行動は、個体の選択によって進化してきた行動です。例えば、一度交尾したメスは、その後に交尾を拒否することが一般的です。これは、一度交尾することで十分な精子を確保できるため、再び交尾する必要がないためです。』
その他にも色々な理由があります👉「交尾拒否行動 理由」で🔍



※関連記事
海浜植物【キダチハマグルマ】@竹富島アイヤル浜
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【イリオモテアザミ】の花に【オキナワモンシロモドキ】@竹富島『蝶の道』の先のアイヤル浜
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2025年3月20日 (木)

【イリオモテアザミ】の花に【オキナワモンシロモドキ】@竹富島『蝶の道』の先のアイヤル浜

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2025/03/14 石垣島 貝殻拾いの旅(2日目)竹富島・アイヤル浜で、海浜植物【イリオモテアザミ】を見つけ、その写真を撮っていたら…
あ!この🦋は何?
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ん~🧐この姿は…
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翅は三角形で、触角に櫛状の毛があり、体は毛で覆われてるから、蝶というより蛾?
Googleレンズで🔍したら…
オキナワモンシロモドキヒトリガ科)でした。
👉オキナワモンシロモドキ|虫ナビによりますと…
『白と褐色の明瞭な模様を持つ昼行性のヒトリガ。
昼行性で花によく集まるため、モンシロチョウのように見えることからモンシロモドキの名前がある。』
へ~ でも、モンシロチョウのようには見えないですよね💧と思ったら…
「オキナワ」のつかない「モンシロモドキ」がいて(👈これはモンシロチョウのように見える)その近縁種で沖縄あたりに生息しているから「オキナワモンシロモドキ」なんですね。たぶん😅
お腹は白地に黒の水玉模様でした👇
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ところで、オキナワモンシロモドキがとまっているイリオモテアザミの花の先端の白いもの…
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…これ「花粉」ですよね? すると、雄しべは?
白い花粉がついているのが雄しべなら、雌しべは?
「アザミ 雄しべ」で🔍したら、アザミの花の巧妙な仕掛けにびっくり!
アザミの花の濃い紫色の部分は5本の雄しべの葯が合着した葯筒で、昆虫などの刺激によってこの葯筒が下がり、中から白い花粉が出てくるんだって!
雌しべは葯筒の中に花粉と一緒にあって、葯筒が下がるとき花粉を押し上げる働きをする。雌しべと花粉が一緒にあったら自家受粉しちゃうんじゃない?(そこは抜かりありません)雌しべは葯筒の外に出たあと(自分の花の雄しべの活動が終わった頃)に成熟し、別の昆虫が持ってきてくれる別の花の花粉で受粉するんだって!

この「昆虫などの刺激によってこの葯筒が下がり中から白い花粉が出てくる」ところは、アザミの花をそっと触ると観察できるらしい。👈見てみたい😃
その動画がありました👇是非ごらんください😊
たくみな受粉 アザミの秘密|ミクロワールド|NHK for School



「ヒトリガ」の名前の由来
「ヒトリガ」って「一人蛾」じゃないよね?😅
「ヒトリガ 由来」で🔍したら、
「灯取蛾」でした。光に集まる習性(走光性)からきています。
飛んで火に入る夏の虫」はヒトリガ(灯取蛾)なんですね😃

※参考リンク
👉蝶と蛾|蝶の調べ
『蛾は気温の下がる夜に活動するために、鱗粉よりもたくさんの毛に覆われている(粉っぽい)ものが多い。』
『蝶は「アゲハ」とか、「タテハ」と言われるように翅を立てて止まる』あ~「~アゲハ」「~タテハ」という名前は、翅を立てて止まる姿からきているんですね🦋
👉アザミの花粉放出の巧妙な仕掛け|皿倉山ビジターセンター
👉ノアザミの花|森林総合研究所 多摩森林科学園

2024年11月23日 (土)

キヅタ(木蔦)・キブシ(木五倍子)・マサキ(柾)@三崎口~三戸浜ビーチコーミングついでの植物観察

ビーチコーミングついでの植物観察は、高菜・大根・人参の葉に朝露を観察して、三崎口駅~三戸浜まで徒歩 30分ほどの、まだ道半ばです🌿

あ、11月なのにチョウがいる
キタテハ
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キタテハ|Wikipedia によりますと『和名どおり翅の表が黄色のタテハチョウである。… いっぽう翅の裏は前後とも赤褐色で、枯葉にまぎれる保護色となる。
成虫は早春から晩秋まで見られ、… 冬は成虫で越冬』ふ~ん、そういう🦋なんですね。

このキタテハを撮ったとき、小さなハチ?アブ?がたくさんブンブン飛んでいたのですが、👆画像の左下にも写ってました🐝
キゴシハナアブ
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👉キゴシハナアブ|はなもく散歩によりますと『いろいろな花で、 秋に多く見られます。』
👉キゴシハナアブ|ノリ太郎のブログによりますと『漢字では「黄腰花虻」と書きます。』あ~「木越」じゃなくて「黄腰」なのね。それと『ハナアブはハエ目ハナアブ科の昆虫で、花にやってくるアブです。』

ところで、キタテハとキゴシハナアブが来ていた👇この花は何?
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Googleレンズで🔍すると…キヅタと出てくるのですが、
え? 👇これがツタ(蔦)なの!?
キヅタ(木蔦)
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一本の木に見えるんですが、これ👆上の方の葉が違いますが、その木のほとんどをキヅタが覆っている状態なの?😱
👉樹木図鑑(キヅタ)によりますと『他の木の、幹や枝を伝うが、樹冠までは登れないので、絡んだ木を枯らすことはない。』ほほ~! 自分を支えてくれる木を枯らしてしまったら、木が倒れて自分も枯れちゃいますもんね😅 賢い! のではなく、これも「進化」だよね。
ところで、キヅタの葉を画像🔍して見ると、ツタの葉のように葉が三裂したものと、私が見たキヅタのように普通の葉の形のものがあるんですが、これは?
👉キヅタ(木蔦)|Wikipedia によりますと『葉の形は、若枝のものは卵円形または菱形状卵形で葉先が3 - 5裂するが、古い枝の葉は菱形状卵形または卵状披針形で先が尖り葉先は裂けない。』そうです。
そうか~ すると、上の方の葉はツタの葉の形をしているのかな?
キヅタの果実は黒く熟すそうですが、青紫色になる場合もあるんだ~ 見てみたい! 継続調査🌿

👇この実はなぁ~に?
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Googleレンズで🔍すると、キブシの実なんだ~
そういえば、2022年の春にこの近くでキブシの花が垂れ下がっていたのを見てますが、
キブシ(木五倍子)の実も垂れ下がるんですね
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2022年の春に花を見た場所と、今回 実を見た場所が少し離れているのですが、誰が種子散布したの?
「キブシ 種子散布」で🔍すると…『動物による散布』らしいです。
🔍していて面白い記事を見つけました。
👉森の果実の豊凶が鳥のタネまきを左右する|森林総合研究所
『森全体の果実量が多い時ほど鳥が種子を運ぶ割合が低くなること、また種子を運ぶ距離が短くなることが分かりました。
森の果実の豊凶が鳥の行動を変化させることで種子散布を促進している … 可能性が示されました。』へ~
👉キブシ(木五倍子)|松江の花図鑑 👈いつ見てもスゴイ観察記録だね~!と思います🌿
で、キブシの種子はオレンジ色/黄色なんだ~ 次に行ったときに観察してこよ😊

三戸浜の入口には…
マサキ(柾)の実
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まだ薄緑色で、僅かに色づき始めたところ。裂開して橙赤色の仮種皮におおわれた種子が見えるのは、まだ僅か。
三戸浜に着くとこのマサキを見るので、私はマサキも海浜植物だと思っている🌿
マサキ|Wikipedia には『海岸近くの林に生育する』と記されているし~

さて、やっと、三戸浜に着きました~😃
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ビーチコーミングで拾えたものは? つづく…



※関連記事
2022/03/29 春の道端の植物観察に三戸浜まで~
2024/09/07 晩夏のビーチコーミングついでの植物観察

2024年9月28日 (土)

【アベリア/ハナツクバネウツギ】の花にハチドリみたいな蛾【ホウジャク】

遊歩道に白い小さな花がいっぱい咲いて、花の香りが漂っていた~
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この花は何?
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あ~このツクバネ(衝羽根)みたいな萼はツクバネウツギかな? と、Googleレンズで🔍したら、アベリアが出てきた。あら、ツクバネウツギじゃないの?
アベリア|Wikipedia によりますと…『アベリア(Abelia)とは、スイカズラ科ツクバネウツギ属(Abelia)に属する植物の総称』で『本来、アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名であるが、園芸的には、学名 A. × grandiflora が指す植物をこの名で呼ぶのが普通である。… ハナツクバネウツギあるいはハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)とも呼ぶ。』だそうです。

そして、アベリア(ハナツクバネウツギ)を撮っていたら…
セセリチョウがいた!
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こういう形のチョウはセセリチョウ科までは分るんですが、何というセセリチョウでしょうね? Googleレンズで🔍すると…イチモンジセセリかな?
イチモンジセセリ|Wikipedia によりますと『後翅裏の銀紋が一文字状に並んでいるためこの名前がある』そうです。
ところで、セセリチョウの「セセリ」って何?
セセリチョウ科|Wikipediaを見ていたら…『セセリチョウ(挵蝶)』
👈こんな漢字があったのね!
挵る(せせる)とは?|goo辞書…『とがった物で、繰り返しつつく。つついて掘る。つつきほじくる。』…ということは、セセリチョウが口吻で花の蜜を吸う様子が「挵る(せせる)」なのね。

セセリチョウは花にとまって挵(せせ)っているので、撮影するのは簡単なのですが、
花にとまらず、羽ばたいたままホバリングして花の蜜を吸う、ハチドリみたいな蛾 ホウジャクがアベリアの花に何匹もやって来てました。
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👆ホウジャクが口吻をアベリアの花の中に差し込んでますね。
ホウジャクは花から花へ飛び回り、口吻をツンと差し込むと、すぐさま次の花へ飛んで行ってしまうので、📷シャッターを押したときには、もうそこにホウジャクはいません💧 だから、ホウジャクを追いかけていてはホウジャクを撮ることができないので、まだホウジャクが来ていない花にピントを合わせ、シャッター半押しで待ちます。そして、ホウジャクがその花に来たら📷パシャと… 運がいいとホウジャクが撮れます😊 今回は、50枚ぐらい撮って、5枚ほど使い物になるホウジャクの画像が撮れました😅 やっとこ撮れた画像なので、他のも載せときますね。
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ホウジャクの解説はこちらをどうぞ
ホウジャク|昆虫図鑑



アベリア|Wikipedia に『本来、アベリア(Abelia)とはツクバネウツギ属のラテン名であるが、園芸的には、学名 A. × grandiflora が指す植物をこの名で呼ぶのが普通である。』と記されていたのですが、
「学名 A. × grandiflora」は
「学名 Abelia × grandiflora」ですが、「×」って何?
学名|Wikipedia > 雑種
『種間雑種(同属他種との雑種)
「Xxx yyy1」と「Xxx yyy2」の雑種は、「Xxx × yyy3」という形式にする(掛け算の記号「×」は雑種を意味する記号。エックスと間違わないこと。yyy3 は雑種につけた種小名である)』へ~
「Abelia × grandiflora」で🔍すると、ハナツクバネウツギ または ハナゾノツクバネウツギ が出てきますね。

2024年9月24日 (火)

黒に赤橙色の[×]模様が鮮やかな【ヒメジュウジナガカメムシ】@野川公園自然観察園

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9/22(日・秋分の日)青少年のための科学の祭典・東京大会in小金井
9/23(月・振替休日)せたがやだいた自然科学教室
が終わって、ほっと一息。では、田中一村展ミュシャ展へ行こうとしたら、どちらも休館💧 じゃぁ久々に野川自然観察園へ行ったら休園💧 あ~こういうところはどこも同じパターンで休みなんだ😢
でも、野川自然観察園の中に入れなくても、フェンスに絡みついている植物を観察するだけでも発見があります🌿
ガガイモの実、今年もあるかな~と見ていたら…

あ!👇この虫は何?
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黒に赤橙色の[×]模様が鮮やかな昆虫です。
こういうのはカメムシの仲間かな?
Googleレンズで🔍したら「ヒメジュウジナガカメムシ」と出てきた。
ヒメジュウジナガカメムシ」って、何でこんな鮮やかな色・模様をしているのでしょうね?
その理由を解説していたページがこちら…
ヒメジュウジナガカメムシ(姫十字長亀虫)|奈良女子大学付属幼稚園 園庭のむしあそび図鑑 👈幼稚園のサイトだよ😊
こちらのページによりますと…『ガガイモの実(み)を食べ、その植物のアルカロイドを体にたくわえて、鳥に食べられにくくしています。』あ~ この派手な模様は「警告色」なんですね🐞

「ヒメジュウジナガカメムシ」で画像検索すると、何十匹も群れてる画像がでてきます!😱
ヒメジュウジナガカメムシはなぜ群れるのでしょう?
こちらにその理由が記されていました。
ヒメジュウジナガカメムシ | こぎつねさんぽに出かけよう
書名もずばり「カメムシはなぜ群れる?」藤崎憲治(2009), 京都大学学術出版会。副題は「離合集散の生態学」という本があるんだって! で、ヒメジュウジナガカメムシが群れる理由は『カメムシはなぜ群れる?』を読むか、こぎつねさんぽに出かけようの記事をご覧ください。



※関連記事
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2024/08/17 【ホソヘリカメムシ】…アリに擬態、共生細菌で薬剤耐性、競争者とニッチ分割…すっごく面白い昆虫だ~‼
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👆
こうして、カメムシ関連記事を見返してみると、2021年は Myカメムシ・イヤー だったのね😅

2024年9月 3日 (火)

【チャイロスズメバチ】は生物多様性の指標?@武蔵野公園

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武蔵野公園で【ドイツトウヒ】の松ぼっくりを見上げたあと、植物観察のお散歩は見上げるより、下を向いて何かないかな~と探す方が基本姿勢?なんですが😅 そしたら、クヌギの木の根元に大きなハチがいた!
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これ、スズメバチ? でも腹部に黄色の縞がないからオオスズメバチではない。
何ハチ? あとで調べるために、虫カメラをそーーっと近付けて撮ってきた📷
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で、帰ってからGoogleレンズで🔍したら…
チャイロスズメバチだった😱
チャイロスズメバチは危険なハチらしいですが、このときはクヌギの木の樹液に夢中?だったようで💧

昆虫エクスプローラによりますと…
『雑木林の林内や林縁などで見られるが、生息地は限られる。各種の昆虫を狩り、樹液にも集まる。攻撃性が高く、巣に近づくのは危険。』👈今回見たのは、樹液に集まっていたのですね。
『女王は、地中、樹洞、屋根裏などに作られたキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、家主の女王を殺して巣を乗っ取る。』へ~面白い🐝

大和市自然観察センター(泉の森)には…
『このハチはキイロスズメバチやモンスズメバチの巣を乗っ取るので、これがいるということは自然が豊かな証拠だと言えるでしょうね。』👈あ~!オオタカが生物多様性の指標であるように、チャイロスズメバチも生物多様性の指標なんですね🐝🐝🐝
※参考記事
頂点捕食者の存在は,生物多様性の豊かさを表すか?|バードリサーチニュース 👈その答えは“Yes”頂点捕食者は高い生物多様性の指標になる
最恐・最悪の大害虫!? でも、もしスズメバチが全ていなくなったら…|tenki.jp 👈そうそう!「スズメバチ危険‼」というだけの報道には違和感を感じます💧
『西洋ミツバチは二ホンミツバチよりも体がやや大きく、採蜜能力も高いため、もし両種が自然分布すると二ホンミツバチは数を減らし、絶滅に至ると言われています』👈そうか、西洋ミツバチは「外来種」で、在来種のニホンミツバチを駆逐/絶滅させちゃう存在なのね。でも…
『森林の植生を支えているのが、花粉媒介者として働いてきたニホンミツバチをはじめとしたハナバチたち。そして、彼らの生存を外来種である西洋ミツバチから結果的に守っているのが、ほかならぬオオスズメバチなのです。』👈ここ重要ですよね‼
ところで、生物多様性の維持に重要な頂点捕食者としてのスズメバチですが、チャイロスズメバチは絶滅危惧種なんだって‼💧
そういえば、頂点捕食者のオオタカも絶滅危惧種でしたよね。と🔍したら…⇒「低懸念」あれ?⇒『オオタカが種の保存法に基づく「国内希少野生動植物種」から解除されました。』そうなんだ~。各地でオオタカの保護活動がされたから絶滅危惧が低懸念になったのですね。
じゃぁ、次はスズメバチの保護???🤔



※今回見たチャイロスズメバチはクヌギの木の樹液に群がっていたのですが、色々な昆虫がクヌギの樹液に群がるのはなぜ?と🔍したら…
クヌギの樹液にカブトムシたちが群がる理由|はぐくみ幸房@山いこら♪ 👈この記事も大変面白かったです😃


※2024/09/24 あのクヌギの木の根元に、またチャイロスズメバチいるかな? とチェックしてみたら…
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いた‼ チャイロスズメバチだけじゃなくて、オオスズメバチもいた🐝
左側:チャイロスズメバチ、右側:オオスズメバチ
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オオスズメバチの方をズーームして📷
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黄色い頭部、黒い胸部、黄色と茶色の縞模様の腹部が迫力ありますね 🐝
9/3にチャイロスズメバチを撮ったときは「このハチ 何?」とスズメバチであることを知らずにカメラをそ~っと近づけて撮ったので、チャイロスズメバチがクッキリ撮れてますが、今回はスズメバチだ!とわかってますから、離れた所からズーーームして撮っているので画像がボケてますね😅

ところで、チャイロスズメバチの女王は『キイロスズメバチやモンスズメバチの巣を襲い、家主の女王を殺して巣を乗っ取る。』そうですが、このクヌギの根元にチャイロスズメバチとオオスズメバチがいるのは、どういう状況?
森林生物 チャイロスズメバチ|森林総合研究所 によりますと『本種は社会寄生種で,その女王は,モンスズメバチやキイロスズメバチの働きバチ羽化直後の巣を乗っ取り,寄主の女王を殺し,寄主の働きバチに自分の働きバチを育てさせる。最終的には巣はチャイロスズメバチのみとなる。』ということは、オオスズメバチは巣を乗っ取られたの? チャイロスズメバチはオオスズメバチの巣も乗っ取るの?
乗っ取られたとしたら、その巣はどこにあるのだろう?
スズメバチの営巣場所|都市のスズメバチ によりますと『地中や樹洞などの閉鎖空間に営巣する.地中が最も多く…』ということは、このクヌギの根元の地中に巣があるの?
そいうえば数年前、このクヌギの根元の土が大きく掘り返されていたことがあったんですが、あれってオオスズメバチの巣を駆除していたの?
あ、⇒オオスズメバチ|Wikipedia に…『チャイロスズメバチの巣を襲撃する場合には、チャイロスズメバチは他のスズメバチ類に比べて強靭な外骨格をもつため、大顎や毒針による攻撃が必ずしも有効に機能せず、追い返されることもある。』ということで、オオスズメバチとチャイロスズメバチ、どっちがどっちを襲うんでしょうね?

さらに、ところで、オオスズメバチ|Wikipedia を見ていたら、
スズメバチって英語で“hornet”なんですね。そして、
ホーネット|Wikipedia 『アメリカ海軍における伝統の艦名』なんですね。スズメバチ(hornet)の攻撃力にあやかった名前なのか~
養蜂における影響に『数十匹ほどのオオスズメバチが、4万匹のセイヨウミツバチを2時間ほどで殲滅できる』という記載もありました。スゴイね😱 で、そのあとの記載が「生物多様性」の観点で興味深いので引用させていただきます。
『このことが、飼育群からの分蜂による野生化が毎年あちこちで発生しているにもかかわらず、セイヨウミツバチが日本で勢力拡大するのを防ぐ要因になっていると考えられる。実際、オオスズメバチの生息していない小笠原諸島ではセイヨウミツバチの野生化群が増加し、在来のハナバチ類を圧迫して減少させていることが確認されており、これらのハナバチ類と共進化して受粉を依存している固有植物への悪影響が懸念されている。』

「小笠原諸島 セイヨウミツバチ ハナバチ 共進化」で🔍したら、小笠原諸島における送粉系撹乱の原因はセイヨウミツバチだけではないようです。
小笠原諸島における送粉系撹乱の現状とその管理戦略|国際環境研究協会[PDF]
『当初は外来送粉者であるセイヨウミツバチとの資源競争が有力視されていたが、最近の研究によって外来トカゲであるグリーンアノールの捕食圧の可能性が高まった。』
ヒトがひき起こした生態系の攪乱を元に戻すには、このような地道な研究と『根気と財源と長い時間が必要』になっちゃうんですね💧

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