【ジンガサウニ】Colobocentrotus atratus のウニ殻ランプ~
収集癖と偏愛づくめの蚤の市『東京蒐集』で蒐集(しゅうしゅう)してきたジンガサウニの殻16個
これを2回にわたって偏愛(ウニ殻愛)に満ちたブログ記事に書いていたら…
①ウニ殻蒐集@東京蒐集で【ジンガサウニ】
②紫色系【ジンガサウニ】のウニ殻鑑賞~
このウニ殻が「ジンガサウニ:Colobocentrotus mertensii」ではなく、ジンガサウニ属の一種(ジンガサウニの仲間)Colobocentrotus atratus のウニ殻であることが判明してしまいました💧
Colobocentrotus mertensii 👈こちらが標準和名「ジンガサウニ」で、
Colobocentrotus atratus 👈こちらは標準和名はまだないようで、学名をカタカナ表記すると「コロボセントロトゥス・アトラトゥス」です。まぁ、どちらもジンガサウニ属(Colobocentrotus)ですので、「ジンガサウニ」で問題ないよね。鳥羽水族館飼育日記でも「ジンガサウニ」だったし😅
これまで2回の記事では、褐色系のジンガサウニ殻と
紫色系のジンガサウニ殻を観賞してきましたが、ウニ殻鑑賞の〆は「ウニ殻ランプ」で🌟
▼まずは紫色系ジンガサウニのウニ殻ランプ~
ウニ殻ランプを真上から撮ると、頂上系の欠落した穴から光が大量に漏れるので眩しい(👈これが観察の邪魔💧)
このジンガサウニの殻は、頂上系の多孔板、生殖板、終板は残っているのですが、囲肛板は(肛門の開閉で動く(筋肉でつながっている)板なので)欠落しています。👈囲肛板も残っていたムラサキウニの頂上系の図解
真上から撮ると欠落した囲肛板の穴からの光の漏れが眩しいのですが、斜めから撮れば…
…いい感じ😊 この画像は下からの LEDベースライトの光の他に、外側からもライトを当てて撮ってます。
外からのライトを無くすと…
…夜のネオン街?
ウニ殻ランプ鑑賞の「美の壺」は… 孔対から漏れる銀河のような光の煌めき~🌌
はぁ~🍷が合いますかね?
ウニ殻の構造を観察するには…
…こういう画像の方がいいんですが、ベースライトの鏡に映ったカメラのレンズが邪魔💧
この画像だと間歩帯板の繋ぎ目が紫色の線となって分りますね。
▼つぎは褐色系ジンガサウニのウニ殻ランプ~
あら!孔対の光が赤いよ‼
これは「銀河」ではなく、火山から流れ出る「溶岩」?
👉ウニ殻図鑑No.2「ジンガサウニ」|なぎさひろい を見ると、子供サイズのウニ殻は紫色で、大きくなると紫色は薄れているのですが、紫色系(子供)と褐色系(大人)で孔対から漏れる光の色がこんなに違うとは予想外でした😃
外側からも光を当てて…
…棘疣ゴツゴツの岩肌を流れ落ちる溶岩流~😅
はぁ、ジンガサウニのウニ殻ランプ~🌟 楽しかった😊
3回にわたるジンガサウニの偏愛(ウニ殻愛)に満ちたブログ記事もこれで おしまい。
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